私のエースハイブリッド
ハイブリッドが得意ながら2年ほどセッティングに入れてこなかった私が久しぶりにセットに入れたのがキャロウェイエピックフラッシュハイブリッドです。
ハイブリッドへの考察は、常日頃から行っており特にシャフトとの関係、フェース形状がもたらす効果、溝の入れ方による違い、クラウン形状による違いなどなど、、、
今回レビューするのは、実質後継モデルといえるAPEXハイブリッドです。もともとAPEXのハイブリッドはUSモデルに存在していたので厳密に突っ込まれると困るのですが、そんな性格の悪い人は私のサイトの読者にいません。
つべこべ言わず早速試打データから見ていきます。
試打データ
ヘッドスピード | 48.0m/s |
ボールスピード | 66.2m/s |
平均キャリー | 227y |
平均トータル | 242y |
平均サイドスピン | 519rpmフェード |
平均バックスピン | 3561rpm |
平均打ち出し角 | -0.8° |
平均打ち上げ角 | 19.4° |
最大の高さ | 49y |
落下角度 | 49° |
左右ブレ | 16y |
シャフトは純正のMC80S
ハイブリッドが捕まり過ぎていやだという人は多いです。そんな中、APEXハイブリッドは少しも左に行きませんでした。
では、捕まっていないか?というとそれは否。捕まってはいます。
私が考える理想的なフェードはこういう試打データになります。バックスピンは少なく、打ち出し角は1°以内、それでいてサイドスピンは常に右で、ロフトよりやや低い打ち上げ角。
完璧なフェードと言えると思います。このヘッドにかなり可能性を感じます。
最大飛距離はキャリー231yでした。バックスピンのボリュームゾーンは3100rpmでした。
APEXハイブリッドのすごさ
少ないですが、右に飛ぶハイブリッドは一定数存在します。
しかし、捕まって右に飛び、左に行くことが無いというのがすごいんです。最初、試打を始めた時に「このヘッドはどう動きたいのか?」という風に思いながら打っていました。
私の常識ではハイブリッドは左に行くもんだと思っていたわけですから、慣れるまで時間がかかりました。でも手懐けてやればこっちのものです。
APEXハイブリッドのデザイン考察
特徴的なのはフェース形状だと思います。
四角っぽい形状になっています。キャロウェイのハイブリッドではよくある形ですね。
このフェース形状の効果はずばりアドレスでのアジャストのしやすさだと思います。アイアンのようなフェース形状なのでフェースの向きが分かりやすいです。
APEXハイブリッドの形状の特徴にこのトゥ側の膨らみが挙げられると思います。当然重量もトゥ側に集まりますから、方向性は右になりやすいと考えられます。
ソール中心に8gのウェイトが入っています。
クラウンはカーボンで、低重心化が図られています。バックスピンが少ないのはこのためでしょうか。
データチャート
APEXハイブリッドの特徴は、低スピンによる飛距離性能の高さと安定感、バランスが良いです。全体として高評価。セレクトストア限定のプロの方でなくても別にヘッドがぼってりしてるとは感じませんし、スピン量や方向性を見る限りハードヒッターでも使えます。
総合評価
非常に評価しています。
私が使っているエピックフラッシュハイブリッドと似た特徴を多数持ち、方向性に若干の違いがあるのが素晴らしいです。
個人的に、店頭に並んでいるのを見て「打ってみよう」とすら思いませんでしたが、それでは人生損します。是非試打してください。
おススメ度
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