流行りつつあるクローグリップ
パッティングスタイルはグリップの仕方だけでも数えきれないほどあります。
最近見るようになったのがクローグリップというスタイル。フィル・ミケルソンが長く取り入れているグリップスタイルです。
派生形を含めると5種類ほどあり、中には同じクローグリップというネーミングが怪しいものもあります(笑)
有名なのはジャスティン・ローズ、トミー・フリートウッドあたりだと思います。
私は、ジャスティン・ローズのグリップスタイルをまねして取り入れてみようと思い、今回スーパーストローク・クロー2.0をテストしてみました。
スーパーストローク・クロー2.0のフィーリング
素材は、他のスーパーストローク同様にバイキャストポリフォームという軽量素材を使用しているので、太いのに63gに抑えられています。
特徴はこの形状。ヘッド側が長方形になっていて、右手を添えやすくなっています。
クローグリップ初心者にうってつけのグリップでしょう。
スーパーストローク・クロー2.0の強み
スーパーストロークを使ったことがある人なら分かると思いますが、素材よりも形状が特徴です。
特に、クローグリップでは右手と左手が全く別の握り方をするので、これまでのパターグリップではどちらかの手が握りにくいことが多かったです。
実際、これこそが私がこれまでクローグリップにトライしようと思えなかった理由でもあります。
店頭に並べてあるのを見て、「これならクローグリップが出来そうだ」と思えたのはこのグリップが初めてです。
ジャスティンローズが使っているラムキンのグリップは、握ってみてもとてもクローグリップが出来るとは思えなかったのです。
実際どうだったのか?
2ラウンドほど使用してみました。
結論はかなり良いです。まぁそもそもこのサイトに載せている時点で☆1つであろうが比較的評価しているということなのですが(笑)
特によかったのは速いグリーンです。
下りのラインの距離の微調整が非常にやりやすかったです。今使っているストロークラボTENにもつけたいくらいです。
セッティングの仕方
クローグリップは私が思うに、
“ジャストタッチ専用グリップ”
です。
よって、素早いストロークではなくゆっくりと振り上げ、少ないローテーションになると思います。
そうなってくると、考え方としては長尺に近いのかと。
ヘッドを重くして、出来れば慣性モーメントが大きいフェースバランスが良いと予想しています。
プロはピンタイプやL字もいますが、パターが特異でない私のような人にはこのような組み合わせが最強だと思います。
バリエーション
日本仕様はこの三色が選択可能です。
US仕様だとホワイト×ブルーも選択可能。
また、クロー1.0という少し細くて軽量なタイプも選べます。重量は10gほど軽い約53g。
総評
パターが苦手で、抜本的に解決したいという方はたった4000円の投資ですからやってみることを強くおススメします。
また、速いグリーンでのラウンドが多い方、競技などのコンディションでラインにしっかり載せたジャストタッチをしたいプレーヤーにも試してみて欲しいです。
セッティングの方法も参考にしてみてください。
おススメ度
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