発想が面白い
今回の記事はひさいスポーツ様に提供いただいた製品をレビューします。ご紹介するアイテムはボイスキャディSL2です。
ボイスキャディSL2は、普通のレーザー距離計にGPSを用いたタッチスクリーンを搭載したモデル。こういったモデルはガーミンZ82などかなり数少ないです。ボイスキャディSL2のレーザー距離計としての機能とGPS距離計としての機能がどれだけ有用で、どれだけマッチしているのかを重点的に評価していきます。

ボイスキャディSL2のデザイン
非常に高級感があるデザインなのが、ボイスキャディSL2の良いところ。
側面はレザー調になっていて、メタルの使い方、デザインの統一感が素晴らしいです。
レンズ側は木目調でこちらもレーザー距離計にはない美しい仕上がりです。中央の右側にあるパーツはライトで、高低差表示をしない時に赤に点滅します。赤は視認性が高く他のプレーヤーから分かりやすいですので好印象。
電源をつけると、こんなふうにGPSを受信し始めます。
ボタンもメタルでいい感じ。青いシールを剥がし忘れています笑
ボイスキャディSL2の細部までこだわった仕上がりはこれまで私が使った距離計の中で最も美しく完成度が高いです。
ボイスキャディSL2の機能
レーザー距離計と、画面の部分を合わせると以下のような機能になります。
- 高低差表示切り替え
- GPS補正を使ったピンサーチ機能
- トーナメントモード時ライト点滅
- ハザードビュー
- 三点間距離表示
- グリーンビュー(アンジュレーション)
- ヤーデージ表記
- コースマップ
特にボイスキャディSL2に固有なのは、GPSを使ったピンサーチ機能です。これは、GPSで自分の位置を把握することで、どちらがピンの距離なのかを補正してくれるもの。奥を捉えると表示には斜線が入ります。
また、タッチスクリーンにはヤーデージの他にコースマップ、ハザード、グリーンアンジュレーションまで表示することが可能。
ボイスキャディSL2のここがすごい
グリーンビュー
ボイスキャディSL2の機能で一番すごいのはこの機能。
グリーンのアンジュレーションが見れるので、どこに落としたらリスクが少ないのかを一目でわかります。
コースマップ
この機能もレーザー距離計に付いているものとしては素晴らしいです。
三点間距離表示も出来ますし、右側の紙飛行機のマークを押すとティグリーンからグリーンまで俯瞰で見ることができます。
表示の見易さ
ボイスキャディSL2は赤文字で表示されるレーザー距離計。
色の明るさも6段階で調整できます。GPS補正が入ると、”NORMAL”の上に衛星のマークが表示されます。
ボイスキャディSL2のここがイマイチ
少しサイズが大きいという点です。これは、女性ではおそらくボタンを押しにくくなるくらい。
グローブサイズ24cmの私でぎりぎりです。
それから、タッチスクリーンの感度や操作感も決して洗練されているとは言えないかなと思います。スマホのように説明なしで使いこなすのは難しいです。
総合評価
イマイチなところもありますが、メリットの方がはるかに上回った製品であることは間違いありません。結局、私のようにガーミンS62とNikonのレーザー距離計を二刀流で使っていると、10万円以上使っているわけなのでボイスキャディSL2一台の方がコスパが良いということになります。
操作については慣れが必要なのと、初めて使うにしては機能が多すぎるのでそこだけ注意。レーザーとGPSのいいとこ取りなので是非ともおススメしたい製品です。
おススメ度

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