毎作成長するブランド
私は基本的にレーザー距離計のレビューを新規で受け付けていないのですが、EENOURだけはちょっと特別扱いしています。なぜかというと、最初にもらった製品から格段に進化させた新製品を出してくるからです。
今回はEENOURの製品の中でもフラッグシップとなる高性能モデルの紹介です。モデル名が難しいのですが、2023年に登場するU1000RGです。早速デザインから見ていきます。
EENOUR U1000RGのデザイン
過去モデルのダサいデザインはもう忘れるくらいかっこよくなりました。ヒット作のU1000PROやミニと同じパターンです。
高級感のある艶を落とした2トーンカラーで、側面にはマグネットを搭載しました。
こちら側にはライトがあって、競技使用可能な時に緑色に光ります。それもある意味分かりやすくて良いですね。モードがたくさんあるとどのモードが競技可なのかわからなくなりますから。
ボタンはオーソドックスな配置です。
割と大きいレンズです。
デザインの統一感があってすごくカッコいいです。EENOURのデザインはこれだ!と固まった感じがして良いです。やはりアイコニックな色やデザインがあるというのはブランディングにおいて重要です。
EENOUR U1000RGの基本機能
- 赤&緑文字表示
- 充電式(タイプC)
- ピンモード
- 高低差切り替え
- 連続測定
- スピードガン機能
- 側面マグネット
ファインダー内の見え方
赤と緑で非常に視認性が高い表示です。
これは高低差距離なしのピンモードです。
スロープモード(高低差距離表示)だとこのようになります。縦配置になりました。U1000PROやミニでは「/」を挟んで横並びだったので今回のU1000RGの方が表示の大小の差が付いたように思います。
300y以上先でも一応ピンに反応しました。中々良いです。
人の方が簡単に捉えることが出来ます。
バイブレーションはON/OFF切り替え可能です。
日差しの影響で薄く見えるのですが実際は問題なく見えます。
EENOUR U1000RGの良い点
- デザインが他モデルと統一されている
- 鮮明に見える赤&緑文字表示
- 爆速測定
- 300yでも反応するピンモード
EENOUR U1000RGのイマイチな点
- マグネットが弱い
- ケースのデザインに伸び代あり
ブッシュネルみたいな強さのマグネットではなくソフトにくっつくのでカートの柱に貼り付けるのはおススメ出来ません。
総合評価
“ブランドのデザイン”が固まった感じがして良いです。ブッシュネルはあのゴツゴツした感じ、Nikonは白と黒を基調としたカラーリングなどこのブランドはこれというものがあると分かりやすいです。
この価格帯の距離計でちゃんとカッコ良くて全モデルが統一されたデザインのものはないので斬新です。特に指摘するポイントもなく、唯一マグネットを超重視する人以外は問題なく使えると思います。
おススメ度 (4.5 / 5)
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