低価格帯のレーザー距離計
YouTubeをやっていると、非常に多くの企業案件を頂くのですが、その中でもレーザー距離計は最も多いです。特に低価格帯の製品が多く、今回紹介するEENOUR(イーノウ)LR700は1万円程度の低価格帯と言えます。
もちろん、それ以下の価格帯もありますが、必要な機能を備えた最低価格帯は2万円前後です。まずは、EENOUR LR700の機能を紹介していきます。
EENOUR LR700の基本機能
- 高低差切り替え
- 充電式
- ピンサーチ機能
- 連続測定モード
- スピードガン機能
なぜかスピードガンの機能が搭載されていますが、ボール初速が測れる訳ではないのでゴルファーにはあまり使い道がなさそうです。ただ、それ以外の機能は必要十分で、特に測定速度の速さはなかなかのものです。ここからはそれぞれの機能の引き出し方を紹介します。
操作の仕方
高低差切り替え
レンズの下のスイッチが高低差切り替えのものになります。
一見普通なんですが、これで高低差表示モードというわけではなく、この状態で測定ボタンを長押しすることで高低差表示が発動します。
さらに下のところに充電用の差し込み口があります。
ピンサーチ機能
ファインダーの左側にピンフラッグのマークが表示されます。
ピンを検知した時は、左のピンマークの周りに円が出てきます。同時にバイブレーションが2回鳴ります。音と見た目で分かるようになっています。
EENOUR LR700のデザイン
上下にグリップ素材が付いています。
こちらの面から見ると、割とシンプルで良いデザインですね。
ボタンの配置は絶妙で、とても押しやすいです。こういう、お金をかけなくてもよく出来るところは押さえているという印象のデザイン。
この側面部分の文字が必要ないのではないかなと思っちゃいます。
レンズは小さめ。この小さいレンズにしては手ブレの少なさ、ファインダーの鮮明さを感じました。
ここに高低差表示の切り替えスイッチがあります。充電の差し込み口もここ。
EENOUR LR700の良いところ
ズバリ、測定速度の速さとファインダー内の見易さです。
測定速度の速さは、ゴルフバディaim L11と同じレベルで、ピンフラッグを検知した時の分かりやすさはNikonやブッシュネルなどの高級品に匹敵するほど。
しかも、手ぶれ補正は付いていなくても手振れはあまり気になりませんでした。これは、形が手にフィットするからかなと思います。
白と黒のボディは無難な感じ。
EENOUR LR700のイマイチな点
それは、高低差表示の操作の煩雑さです。
高低差表示は、切り替えスイッチのONだけでなく、長押しが必要。この2段階のアクションはたまに忘れるので合理的とは言えないと思います。
それからデザインは概ね良いのですが、この側面の規格?かなんかの表示が邪魔かなと思います。
総合評価
EENOUR LR700は価格がアマゾンで1万円くらい、楽天でも1.3万円くらいとかなりの低価格。品質や使い心地の気になる点も、この価格なら許せるかなと言う感じでした。
おススメ度
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