群雄割拠の2万円以下クラス
レーザー距離計は文字通り星の数ほどあって、案件を頂く私としても「こんなブランドあるのかぁ」と痛感しています。
今回紹介するダナクトレーザー距離計は、2万円以下の価格帯でありながら赤と黒の切り替えが可能なモデル。他社との差別化をどの点にするのかがポイントになってくる2万円以下クラスですから、その辺りを比較しながら評価していきたいと思います。
この記事はダナクト様に提供していただいて作成しております。
ダナクトレーザー距離計の機能
ダナクトレーザー距離計の機能は以下の通りです。
- 高低差切り替え
- 連続測定モード(モード1)
- フラッグロック(モード2)
- スピードガン(モード3)
- 赤黒表示切り替え
デザイン
ダナクトレーザー距離計は、左側に高低差切り替えスイッチがあります。ニコンやブッシュネルではライト点灯時に直線距離表示ですが、ダナクトは逆なので注意。
競技使用に問題はありませんが、競技の場合は同伴競技者に説明した方が良いでしょう。もちろん、プライベートのラウンドには問題ありません。
そして右側にある丸いボタンが、赤黒の表示切り替えです。こんな風に別のボタンにすることで分かりやすい使い心地になっていると思います。
ボタンの配置は他社製品と同じです。モードボタンで、3つのモードを選択できます。
充電の差し込み口はここにあります。アンドロイドなんかと同じです。蓋があるのでゴミや埃は入りませんがややチープな感じは否めません。
ケースはハードケースで使い勝手は良いです。
ダナクトレーザー距離計の良いところ
やはり赤と黒を切り替えられるのはダナクト特有の機能ですし、綺麗に見えるので便利。
切り替えがあることで、ナイターや薄暮で黒色が見えにくい場合に活躍すること間違いなし。普段から赤で使うのもあり。
それから、見てわかるかは不明ですが、結構鮮明で綺麗に表示されます。この価格帯としてはこの二点が差別化ポイントでしょう。
ダナクトレーザー距離計のイマイチな点
イマイチな点はズバリ測定速度の遅さです。
一応説明書には2秒程度とありますが、体感的にはかなりのラグを感じます。測定速度を気にするのであれば、おススメはしません。
総合評価
価格が安い部類に入りますが、最安値クラスではなく、高低差表示とピンシーク機能を持つ“標準的なレーザー距離計”のスタンダード。これに赤と黒の表示切り替えを備えているというのがダナクトの特色。
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