ニコンといえばスタビライズド
距離計のブランドというと、ブッシュネルとニコンが2大派閥ではないかと思います。その中でもニコンはカメラ分野で培ってきた手ブレ補正機能を搭載し、レーザー距離計のネックだった使い勝手を格段に向上させました。
今回紹介するクールショットライトスタビライズドは、その最強の手ブレ補正を小ぶりなボディに搭載して最低限の機能を満載にしたレーザー距離計です。この記事ではクールショットライトスタビライズドを実際にコースで使ってみて感じたことなどをもとにレビューをしていきます。
クールショットライトスタビライズドの機能・仕様
- 手ブレ補正
- Locked Onサイン
- 2つのモード切り替え
- 直線距離表示時ライト点滅
ニコンクールショットライトスタビライズドのココが凄い!
やはり手ブレ補正機能です。
ニコンの代名詞とも言えるこの手ブレ補正が付いているというだけで十分買う理由になります。しかも、ハイエンドモデルと比較して1万円ほど安価で入手できてしまうというお得感。
とにかく速い計測スピード!シンプルなモード切り替え!
クールショットライトスタビライズドの良い点の一つに計測スピードの速さが挙げられます。計測スピードで言えばハイエンドモデルのプロⅡスタビライズドと同じで、使用してみると文字通り“瞬間的に”距離が表示されます。
もしこれまで安価なレーザー距離計しか使ったことがないのであれば、クールショットライトスタビライズドのスピードに驚くことでしょう。これを知ってしまうと、5万円クラスのレーザー距離計以外使えなくなってしまうほどです。
しかも、モード切り替えはシンプルな2つなので、非常に手軽に使うことが出来ます。同じ手ブレ補正付きのプロⅡだと、無駄に4つもモードがあって煩わしいのですが、ライトスタビライズドは明快です。
サイズ感が絶妙!
一見すると、クールショットライトスタビライズドはプロⅡスタビライズドとデザイン的な違いは感じられません。
しかし、実際に実物を握ってみるとライトスタビライズドの方が若干小さいことに気付きます。具体的に言えば、電池の蓋の厚さ1つ分くらいしか違いはありませんが、たったそれだけで格段に持ちやすいサイズになっています。
クールショットライトスタビライズドのイマイチな所
特段マイナス面はありませんが、強いていうならこのモードボタンです。
パワーボタンと比較しても小さいですし、位置も相まって非常に押しにくいです。もう少し感度が良くなるか、大きくなるかしてくれれば完璧です。
付属のケース
クールショットライトスタビライズドのケースは、プロⅡと同じタイプが付属しています。
デニム調のデザインで使いやすいマグネットタイプ。
中は少し柔らかい素材になっていて、本体が傷つきにくくなっています。
まとめ
個人的に最もバランスが取れていて、充実した機能が備わっているモデルはこのライトスタビライズドだと思います。私はすでにハイエンドのプロⅡスタビライズドを購入した訳ですが、使ってからどれを買うか聞かれたらおそらくライトスタビライズドを選ぶでしょう。
サイズ、機能、価格どれをとっても世界一のレーザー距離計だと思います。
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