興味はない
レーザー距離計は散々買って、散々頂いてレビューしてきましたが新鮮味がないのでもはや興味が湧くことはありません。しかし2022年に登場したキャディトークCUBEはそんな私を魅了する機能が備わっています。
この記事では実際に私がキャディトークCUBEを購入して評価をしています。
キャディトークCUBEのデザイン
キャディトークCUBEはかなり特徴的なデザインをしているのも他社製品との違いです。
CUBEのネーミングの通り、カクカクしていて可愛いです。またレーザー距離計としては珍しいメタルのパーツが剥き出しになったようなデザイン。
側面の黒い部分はディスプレイになっていて、今どのモードに入っているか出会ったり、設定の時に必要な表示がされます。また、充電する際に何%まで充電されているかもここに表示されます。
デザイン的に上下が分かりにくいのがやや難点ですが、ボタンは上と下に一つずつあります。上のボタンが電源/測定ボタンで、下側にモードボタンがあります。
ボタンまで四角形にしているのがキャディトークCUBEのこだわりです。
接眼レンズも完全にこの直方体の中に組み込まれています。レンズの下は充電の差し込み口になっています。
対物のレンズはそこまで大きくはありません。
キャディトークCUBEの機能一覧
説明が必要な項目は後述します。赤下線がキャディトークCUBE特有の機能です。
- 高低差切り替え
- 2色OLED
- Eスロープ
- 輝度調整
- キャディモード
- 充電式(タイプC)
Eスロープ
簡単に言えばブッシュネルに搭載されているエレメントモードです。高低差に加えて湿度や温度を考慮した打つべき距離を表示してくれます。
左側にeと書いてあればそのモードに入っているということです。ブッシュネルでは8万円ほどする製品に搭載されるこのモードが付いて4万円ほどというのはコスパの面でも評価できると考えています。
キャディモード
キャディトークCUBEを購入する一番の理由がこれです。
説明が難しいので公式HPから引用します。キャディトークCUBEのキャディモードがあればカートに座りながら自分のボールとピンの距離が測れたり、他の人が打つべき距離を測ることが出来るのです。
実はこの機能自体は既に搭載しているモデルがあるらしい(前に見たが忘れた)ので、今後増えるかもしれませんね。
キャディトークCUBEのここが良い!
間違いなくキャディモードです。キャディトークCUBEを買う理由としては最も推せるポイントです。
実はキャディトークCUBEを買ってすぐにJTカップを見に行ったのですが、選手が残り何yなのかや、ティショットがどれだけ飛んだかなどを計測して遊べます。私は年間3〜5試合ほどプロの試合を見に行くのでその時にも活躍することは間違いなし。
ファインダー内の表示
ファインダーの表示は非常に鮮明で見やすいです。正直事前情報やレンズのサイズで、期待していなかっただけに意外でした。
そしてこのハイエンドモデルにだけ搭載される緑と赤の表示が良いですよね。三段階で輝度調整が出来ますので時間によって変えるのもアリでしょう。
キャディトークCUBEのここがイマイチ
私が気になったのはボタンの位置です。キャディトークCUBEはボディの下にモードボタンがありますから、他の製品よりも誤打が多いです。
また設定が様々出来る反面、それを変えるのに複雑なコマンドが必要なのでレーザー距離計初心者にはやや不向きかもしれません。
総合評価
キャディトークCUBEの評価は総じて高いです。
独自の機能もありますし、表示のスタイルなどほとんどの人が気にする部分も抜かり無く仕上げてあります。欠点はもちろんありますが、それを上回る魅力があるレーザー距離計です。
買って良かったと思いました。
おススメ度 (4.5 / 5)
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