タイトリスト・ヴェロシティはどんなボール?
タイトリスト・ヴェロシティは所謂ディスタンス系ボールです。
その名の通り、初速を向上するためにさまざまな工夫がされています。
タイトリストのホームページは癖が強くて分かりにくいのですが、たぶんこんなことを言いたいんだと思います。
・硬めのコアで弾きアップ
・カバーでスピンを減らしてエネルギーロスをカット
・空気抵抗を減らすディンプル
まぁ、半分も信じていませんがディスタンス系としてはごく当たり前のことです。
さて、どのくらいそれが実感できるのでしょうか。まずは打感から評価していきます。
ヴェロシティの打感
打感はそこまで悪くありませんでした。
レビューを調べてみると、硬いだの打感悪いだの言われていましたが、頑張った方だと思います。
決して打感の良いボールではないものの、ディスタンス系の中では良い部類に属するでしょう。同日にテストしたスリクソンXはカッチカチでしたのでその差は歴然。
ヴェロシティの性能
飛距離性能
最高飛距離は288yでした。条件は少し下りのアゲンスト。テストした日はほとんど弱いアゲンストだったので参考までに。
実は、計測し忘れて後からレーザーでポイントしたのが平地で304yというのがありました。
ですから、飛距離性能は確かに高いと言って良いでしょう。
スピン性能とアプローチ
190y、6番アイアンで乗せた時のピッチマークです。スピンバックはしませんが、奥に転がりもせず横にありました。
打ち下ろし145y打ち下ろしをPWで乗せた時の画像です。ボールが埋まりました(笑)
アプローチはそこまで止まませんが、100y~200yを乗せるならほぼキャリーが総飛距離です。
方向性能
弾道が高かったです。本当にバックスピンが減っているかは不明。
ちなみに、ドライバーでの直進性はツアーソフトの方が上だったように思います。思ったよりも曲がっている場合が多く、初打ちで失くしました(笑)
ただ、アイアンではピンをデッドに狙える直進性があり、パーオン率は70%と非常に優秀でした。
デザイン
数字がヴェロシティのイメージカラーであるオレンジ色でした。ボールカラーはホワイトで、ツアーソフトのホワイトよりも白かったです。
ヴェロシティのディレクションラインは細目でシンプル。
カバーの耐久性
傷はほとんど付きません。どちらも3ホール終わった時の画像ですが、ささくれやカバーの剥がれ、ザラザラ感は全くありませんでした。
カバーはアイオノマー系ですね。
総評
打感 | 飛距離 | スピン&アプローチ | 方向性 | デザイン |
---|---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
アイアンでの直進性は、実感できるかと思います。
ドライバーでもアイアンでもバックスピンが少ないとは感じませんでした。
ヴェロシティは個人的には気に入っていたボールで、パターが下手なのでピンを狙えるとありがたいです。
価格も3000円弱なので、試してみても良いかもしれません。色はホワイト、オレンジ、ピンクの三色です。
黄色が無いのは珍しいですが、個人的には一番目立つと思っているピンクが入っているのも高評価。
おススメ度




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