キャロウェイから発売されたSUPERSOFTマグナは通常のボールよりも3%大きいのが特徴です。
構造はシンプルな2ピースのアイオノマーカバーボールです。
サイズが大きいことで、見た目の安心感、アプローチでのざっくりを減らしてくれるみたいです。
さっそく打感から評価していきます。
SUPERSOFTマグナの打感
打感はポヨンって感じです。
音も特徴的な高い音がしますが、好きではありません。
なんとなく、2018年モデルのTP5Xに似た打感でした。
SUPERSOFTマグナの性能
飛距離性能
下りの無風で、282yが最大でした。
正直飛距離性能はかなり物足りないと感じます。
上りのアゲンスト。
メーカーとしては、空気抵抗が飛距離に影響がないと明言していましたが果たして本当でしょうか。
仮に、空気抵抗が同じだとしても表面積は大きいです。つまり、ティショットでドライバーのようにヘッドスピードの速いクラブで打てばかなりつぶれると考えられます。
そうすると、設置面積が大きくなり無駄にスピンが増えるでしょう。
これは同時に、アプローチでの性能低下も説明できます。ヘッドスピードの低いアプローチやショートアイアンでは球はつぶれずスピンは減ります。
アイオノマーカバーなので、表面加工だけではスピンは不十分でしょう。
スピン性能とアプローチ
SUPERSOFTマグナの最大の特徴である径の大きさは確かに感じました。
普通にヒットしているのになぜかトップしたような感触になります。
本当なら、ボールの中心がフェースの上に当たるので感覚的にはすくうような気もしますが、何度打っても同じでした。
スピンはかかりません。小さいグリーンだったので乗せるのは至難の業でした。
方向性能
高さはやや低かったです。
左右の方向性はスピン量が増える分、ばらつきます。
アイオノマーカバーの唯一と言ってもいいメリットがなかったということです。
デザイン
文字は全て黒のみの単色でシンプルなデザインです。
MAGNAの文字が少し太くて気になりました。
耐久性
そこそこ傷つきます。
総評
買って損しました。
やや楽しみにしていたのですが、飛距離は落ちるしスピンは大事なところでかからないし、打感はイマイチだし…
私はキャロウェイのボールが好きでないことがよーく分かりました。
おススメ度
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