カエデディンプル
空力を重視して設計された”カエデディンプル”で、飛距離の最大化を狙っています。
通常の丸いディンプルではなく、三角形の出っ張りがたくさん配置されたお洒落なデザインです。
構造は3ピースで、アイオノマーカバー。
所謂ディスタンス系の構造、カバー素材ですね。ディンプルで飛んでいるかどうか、となると対抗馬はやはりJGRです。
ちょうど、テストした日もJGRの時と同じシャフトでしたので、比較しながら評価していきます。
カエデボールの打感
アイオノマーカバー特有のプラスチックのような打音で、打感も音に対応したような硬めのものでした。
丸いディンプルよりも、マッシプな部分が大きいので、硬く感じたのかもしれません。
カエデボールの性能
飛距離性能
調べる限り、トピックはやはり飛距離です。スピンのことはホームページには全く書かれておらず、ひたすら飛距離推し。
結果はどうだったかというと、全くもってダメでした。
かなり良い当たりで測ったのですが、278y。衝撃的だったので画像削除してしまいました(笑)
にわかに信じがたく、次のホールは5番ウッドでテスト。
その日一番の当たりでした。弾道は非常に高く、Z-STAR並み。
しかし!
飛距離は217y…
あの当たりで、これだけしか飛んでいないので、確信しました。
まぁ、私は一般人からはかけ離れたヘッドスピードですから、少なくともヘッドスピード50クラスのハードヒッターでは飛距離を伸ばすことはできないという結論にしておきます。
JGRとの違いは弾道の高さでした。おそらく、カエデボールの弾道を見ると吹き上がってしまっているのでしょう。
スピン性能とアプローチ
スピンは普通です。以前テストした2ピースのアリスターよりは止まります。
ただ、グリーン周りのアプローチではフェースに当たったそのままの角度で直線的に飛んでいきます。
方向性能
唯一この項目だけは満足できるものでした。
同伴の方に一球渡してテストしてもらったら、いきなりOBしていましたけど、私としては良い感触でした。
とにかく打ち出しの強さを感じますので、アイアンでもドライバーでも真っ直ぐ飛びます。
デザイン
耐久性
一応、素材自体はアイオノマーなので、耐久性は高いはずなのですが、そうでもないかも…
これは1ホール使った後の画像です。
総評
ナシ。
高い、飛ばない、止まらない。
おススメ度
コメント