前作はレビューしなかった
このサイトは、なんでもかんでもレビューしているわけではありません。
書きたくならないものは書いていません。実は、前作のキャロウェイ・クロムソフトはそれに該当します。
何がいけなかったのかというと、フィーリング。性能はまぁそこそこ良かったのですが柔らかすぎてパターの距離感が合いませんでした。
今回はこのように記事になっているので評価が劇的に良くなったということです。
それでは性能から見ていきます。
クロムソフト2020の打感
打感はまだ若干柔らかすぎる感じはしますが、前作のようなぼやぼやした感じはなく、コアとカバーの性格の違いがしっかりと感じ取ることが出来ました。
おそらく同じカバーのクロムソフトXと比較して、コアが柔らかい分カバーは硬く感じました。ウレタンっぽいしっとりとした感触は希薄でどちらかといえばアイオノマーのボールに近いです。
クロムソフト2020の性能
飛距離性能
最大飛距離が327yです。まぁかなりの打ち下ろしなので当然の飛距離ではありますが、クロムソフトXと比較しても飛んでいると思います。
やや下りで314yでした。
スピン性能とアプローチ
コンパクションは分かりませんが、9フィートのグリーンではかなりスピンバックしました。
30yくらいのショットでは最初のバウンドだけスピンがかかりますが2,3バウンド目ではスピンが無くなっていました。
この辺りは、プロV1系の方が優れています。
方向性
弾道の高さは中弾道くらいです。プロV1と似たイメージです。
この辺りも動画で見て頂けるとお判りいただけるかと。
デザイン
トリプルトラックが描いてあります。これがとっても使いやすくて感動。
トリプルトラックの裏側は真っ白です。これなら、ティショットで線を見たくない人も使えます。
コアが歪んでいる説
左が旧型のクロムソフト、右が2020年モデルのクロムソフトです。どちらもコアが片側に寄っているように見えます。
サンプル数が少ないので、すべてがそうと断定は出来ませんが噂通りだったので驚きました。
クロムソフトの耐久性
9ホールプレーしてかすり傷程度でした。
かなり耐久性が高いと評価できると思います。
総評
個人的に疑いつつラウンドしていたのですが、驚かされました。
打感は好みではありますが、一応クロムソフト2020がフィットする人はこんなところかと。
- 軟鉄でない合金の削り出しパターを使っている人
- ピン、テーラーメイド、キャロウェイなど打感が硬めのドライバーを使っている人
- 単純に柔らかいボールが好きな人
飛距離性能抜群、トリプルトラックも使いやすい、非常に良いツアーウレタンボールだと思います。
おススメ度
クロムソフトXも是非ご覧ください。

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