ホンマに飛ぶの?
柄にもなくダジャレで始めてみました。飛ぶと話題のホンマTW747の455。試打してきましたので、レビューしていきたいと思います。
結論を見てもらうのが早いでしょう。ということでデータから。
TW747・455の試打データ
ヘッドスピード | 51.4m/s |
平均キャリー | 300y |
平均トータル | 326y |
平均サイドスピン | 21rpmストレート |
平均バックスピン | 2085rpm |
平均打ち出し角 | -1.1 |
平均打ち上げ角 | 13.7 |
左右ブレ | -4y |
まあ、これを飛ばないというのは無理があるでしょう。飛距離は申し分ありません。しかも、318gにも関わらずヘッドスピードが51.4ですから、いかにシャフトが適度にしなっているかが分かると思います。
FP6Sのトルクは4.0です。TS3の純正とほぼ同じ。しかし、手元調子なのもあり、かなりしなやかです。
また、弾道もかなり美しく、この前のMグローレのような三次曲線にもならず強い打ち出し。
初速は74.5と今まで見た中でも優秀です。これだけ褒めていますが、本当に素晴らしいのはこれからです!!
私が感激したことは3つあります。
ホンマTW747の凄さ
試打して分かったTW747・455のすごさは3つあります。
・打感の良さ
・安定感
・レンチでの調整機能
まずは打感から。
このヘッドはカーボンコンポジットでディープフェース。感動するほどの打感です。私の推察では、やはりシャフトとの相性の良さでしょう。
ホンマの方もいらしてたので、聞いてみたんですが、ホンマのシャフトはシャフトメーカーとのタイアップではなく完全なオリジナル。
ですから、どのシャフトでもバチバチに決まります。
次に、安定感です。思いっきり振っていけるヘッドで、タイミングも合わせやすいです。
結局これもシャフトの仕上がりの良さが効いていると感じました。ドローヒッターの私が、安定してストレートからフェードが出せます。
そう、今のでピンと来た人もいるかもしれません。フェード系でこの飛距離なんです…
過去最高もキャリー300でしたが、ドローだったんです。これが意味するところは末恐ろしいので言及しません…
最後に、レンチ調整機構です。ホンマが初?採用のこのシステム。360度無段階式のソケットです。実はこれ、他のメーカーと違って二段階ダイヤルになっていて、完全に抜かずとも調整が可能。
しかも、オープンとクローズド、アップライドとフラットになります。このオープンとクローズドが秀逸なんです。
見て分かるくらいに開いたり閉じたりします。安心感があるので、クローズドにするとイメージがしやすい。
レンチ機構では過去最高の調整効果だと思います。以上で455の試打レビューを終わります。
同じホンマのTW747、460のレビューも是非読んでみてください。

データチャート
飛距離とスピン量でかなり優秀な数字が出ました。安定性はシャフトのフィッティングが必要かと思います。
また、価格は相変わらず高いので注意してください。それでもコストパフォーマンスが悪いとは思いません。
総評
総評としては、打感、飛距離、調整、操作性全て素晴らしい。
一方で、この恩恵を受けられるひとはどれだけいるのか疑問に感じました。
間違いなく、間違いなく、今シーズン最高傑作だと思います!!
おススメ度
もっと飛ぶやつありました…(2019/1/13更新)

ホンマはアイアンもすごい飛距離です…



フェアウェイウッドも。



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