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タイトリストTSR2ドライバー試打評価|至高のドライバーが遂に完成か!

ドライバー試打
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平均点が高いタイトリスト

タイトリストというと難しいイメージや、お堅いイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。実際にやさしいモデルは少ないブランドなので仕方ないとも思いますが、私の印象は「平均点の高いブランド」です。

これまでタイトリストの製品で特別低評価になったモデルはなく、全体的に完成度が高いです。ドライバーは目立ったテクノロジーはなくても仕上げ方がうまい。

今回も期待していましたが、やはり評価の高いドライバーになっていますので是非最後まで見ろ。

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TSR2ドライバーのデザイン

タイトリストTSR2ドライバーは、前作から大きく形状を変更してきました

ヘッドの投影面積自体に大きな変化はありませんが、形はこれまでのTSとも900シリーズとも違う洗練されたもの。

ソールは極めてシンプルで、後方に可変のウェイトが入っています。ほとんど抵抗のないソールは、最近ありがちな引っかかりを防いでいるのかもしれません。

ロゴが小さい方が良いというのが私の持論ですが、TSR2はもはやソール状にもロゴを配置しない徹底具合。素晴らしくカッコいいです。

TSR2ドライバーの差し色はグレーというか黒というか。基本的なカラーリングは変わりません。

ウェイトはこれまでのようにソール上ではなく、ヘッドの後ろ側に配置されました。空気抵抗も考えられているのでしょう。最近はここにウェイトを置くメーカーが多いですね。

TSR2ドライバーのフェースアングルはスクエアです。この辺りは前作から継承しています。基本的にこういったところは変更しません。その代わり、ヘッドの方向性は毎回交互に味付けを変えます。

試打データ

TSR2ドライバー9.0°×TSP310

ヘッドスピード54.1m/s
ボールスピード76.8m/s
平均キャリー307y
平均トータル330y
平均サイドスピン317rpmドロー
平均バックスピン2249rpm
平均打ち出し角-1.9°
平均打ち上げ角15.6°
最大の高さ49y
落下角度44°
左右ブレ-34y

試打データは完璧と言っても良いくらいです。ドロー回転が適度で、バックスピン量も絶妙にやや低スピン。そして平均キャリーで305yという飛距離性能も素晴らしいです。

TSR2ドライバーの最高飛距離はキャリーで312yでした。弾道の画像を見ても安定感があるように見えないかもしれませんが、ミスの傾向が集まっているので安定性は高いという評価です。(後述)

タイトリストのチタンフェースは前作から初速性能が高いですが、TSR2ドライバーも最高レベル。最高キャリーの時の初速が78m/sでした。

TSR2ドライバー9.0°×TSP111

ヘッドスピード54.8m/s
ボールスピード77.5m/s
平均キャリー309y
平均トータル331y
平均サイドスピン222rpmドロー
平均バックスピン2334rpm
平均打ち出し角-0.5°
平均打ち上げ角16.1°
最大の高さ52y
落下角度45°
左右ブレ-20y

もう一つの純正シャフトでの試打データも素晴らしいです。こちらはドロー回転がやや穏やかでストレート打ち出しに近づきました。TSR2ドライバーのドローの幅はTSi2よりも小さいです。

最高飛距離はキャリーで315yでした。初速その時78.4m/sとこちらも文句なし。

弾道の高さはTSP110の方が少しだけ高いですが、バックスピン量は100rpmほどの違いで、スピンロスが出ない程度に絶妙に弾道の高さを設計されています。

弾道の集まり具合はTSP310の方が良いですが、TSP110も悪くありません。TSR2ドライバーの安定性の高さ、素性の良さを表す弾道ですね。

TSR2ドライバー9.0°×ツアーAD IZ6S

ヘッドスピード53.6m/s
ボールスピード76.0m/s
平均キャリー309y
平均トータル335y
平均サイドスピン192rpmドロー
平均バックスピン2018rpm
平均打ち出し角-0.7°
平均打ち上げ角15.7°
最大の高さ45y
落下角度41°
左右ブレ-21y

TSR2ドライバーの純正カスタムはこれまでのDIとIZがチョイスされました。ツアーAD IZは私がストレート弾道が打てる神シャフトとして殿堂入りモデル。

合わないヘッドは少ないのであまり心配していませんでしたが、結果はやや意外なものに。弾道は純正よりも少し左になりました。これは硬くなったことでヘッドの動きに影響が出たものと思われます。

最高飛距離はキャリーで317yで、他のシャフトよりも優秀な数値になりました。バックスピン量が少ないのでハードヒッターでないと、打ち切れない気もしますが、マッチングはまずまず。

初速はやはり落ちてしまうので、スピンロスをしていない人が飛距離アップを期待するのは難しいと思います。

TSR2ドライバー9.0°×ツアーAD DI

ヘッドスピード54.6m/s
ボールスピード75.3m/s
平均キャリー308y
平均トータル333y
平均サイドスピン148rpmドロー
平均バックスピン1991rpm
平均打ち出し角0.9°
平均打ち上げ角15.6°
最大の高さ45y
落下角度41°
左右ブレ-6y

こちらもカタログカスタムで少し安く買える組み合わせのツアーAD DIです。ちなみに「9.0°の5Sか6S」だけが安くて、Xや10°になると普通のカスタムの値段になります。

綺麗なドロー弾道になりました。平均キャリー308yで、最高キャリーは310yでした。スピン量は2000rpmを切ることも多いので本当は10°にしたい。

ちなみにフェードの方が安定感があるのでフェード狙いストレートくらいが一番飛びます。フェードでキャリー309yなのでどちらもあり。

DIは初速が出るシャフトではないのでそこは目を瞑るとしましょう。結論としてはTSR2ドライバーは何を組んでも間違いないです。しかもドローだけかと思ったらフェードも打てて驚きました。

TSR2ドライバー9.0°×ディアマナTB60S

ヘッドスピード53.9m/s
ボールスピード76.9m/s
平均キャリー303y
平均トータル325y
平均サイドスピン522rpmドロー
平均バックスピン2344rpm
平均打ち出し角-0.0°
平均打ち上げ角15.1°
最大の高さ47y
落下角度44°
左右ブレ-37y

少し捕まるシャフトとしてディアマナTB60Sも組んでみました。このセッティングでも安定して同じ方向に集まりますのでTSR2ドライバーはスコアに貢献してくれるティショットを実現できます。

今回試打した中では一番左に飛びました。最高飛距離はキャリーで307yです。バックスピン量も適度にかかるので安定しています。

弾道は低めかなと思います。ほとんどぶっつけ本番での試打データなのでマッチングはなかなか良いと思います。

TSR2ドライバーの安定性

タイトリストのドライバーはこれまでも“しても良いミス”をするモデルばかりでした。というかそういうクラブしか作っていません。

TSR2ドライバーもそれを間違いなく継承していると思います。

ミスをしたときは少しドローが弱くなってスピンが多いストレートか、フェード。左にミスをするときは20〜30%ほどキャリーが落ちるドロップショットで、曲がり幅はこちらも小さくなります。

つまり、飛ぶ時が一番曲がり幅が大きいということです。それでもOBになるような曲がりはないので安心感があります。

TSR2ドライバーの打感

打感は相変わらず少し硬めで、打音は金属っぽさがあります。

カーボンクラウンや、カーボンフェースが台頭している中、貴重なメタルドライバーだと思います。TS2もTSi2も打感はあまり良くなかったですが、TSR2はセンターヒットしやすいからか澄んだ濁りのない打感に進化していました。

TSR2のセッティング

タイトリストTSR2ドライバーのポジションはマトリックスチャートで言えばセンターのやや左下のエリアです。マーベリックの右あたり。

これに合わせるシャフトは、センター付近のフェード系モデルだと思います。

ただTSR2ドライバーに関しては、モデルだけでなくスペックにも注意してください。硬いモデルは左にミスが出始めるので重くても良いですから硬くすることについては慎重に。また、左に飛ぶモデルもそんなに相性が良くなかったので基本的にはストレート付近のモデルが良いです。

純正シャフトはどちらもHS55m/sで打っても問題ないので、純正でしばらく楽しんでからシャフトを考えれば良いと思います。

データチャート

ほとんど完璧なので好みが分かれる部分については評価を下げたものの、基本的に高評価。飛距離は前作も良かったので買い換えるほど飛距離アップしたわけではないので味付けの違いだけ確認のため試打してみてはどうでしょうか。

総合評価

タイトリストTSR2ドライバーは、ここ数年のドライバーの中でも上位に入る評価の高いドライバーになりました。

受けた衝撃で言えばエピックフラッシュ以来です。他のブランドよりも特別飛ぶわけでもないのになぜ私が褒めちぎっているかは試打して確かめてください。

今TSi3、TS3、TS2を使っている人は試打せずに買っても失敗しないと思います。TSi2からの買い替えは試打推奨。

おススメ度5 out of 5 stars (5 / 5)

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