Z785レビュー!!不評の前作から一新!!ゼロスリクソン!!
前作のZ765とZ565のドライバーは捕まりが弱すぎて超不人気モデルになってしまいました。しかも、契約プロである松山英樹も使用しなかったのも話題になり、落ち込みが加速していったのもまだ記憶に新しいです。
今作Z785では、ヘッドの色を従来の黒に戻し、カーボンクラウンを採用。
まぁこの辺は他のメーカーもすでにやっているので新鮮味にかけますが(笑)
ではさっそくレビューしていきます。
Z785の試打データ
3球の平均値です。
純正シャフト
ヘッドスピード | 50.5m/s |
平均キャリー | 264y |
平均トータル | 284y |
平均サイドスピン | 368rpmドロー |
平均バックスピン | 2556rpm |
平均打ち出し角 | -3.1 |
左右ブレ | -36y |
純正カスタム”水”
ヘッドスピード | 51.6m/s |
平均キャリー | 276y |
平均トータル | 297y |
平均サイドスピン | 421rpmドロー |
平均バックスピン | 2675rpm |
平均打ち出し角 | -2.3 |
平均打ち上げ角 | 14.5 |
左右ブレ | -37y |
785なので、上級者向けだと思っていたらそんなことはありませんでした。かなり捕まりが良く、打ち出しから左に飛んでいきます。
純正は癖のないトルク5.0の中調子のシャフトで、純正カスタムは今までにもラインナップされている”水”。
こちらも中調子でトルクが4.0。
なんとなく微妙なセッティング
試打した印象は正直あまり芳しくありません。585も打ちましたが、純正シャフトではヘッドの違いをほとんど感じないほどです。
それから、これは前作に比べて明らかに捕まります。やりすぎなくらいです。つまりどういうことかというと、難易度がかなり下がったんです。
私としては振っていて暴れるように感じましたし、実際球のばらつきは見られます。
しかし、ヘッドスピードが40前後ならもしかしたらジャストフィットする可能性はありますね。
どんな人に合うのか
Z785のヘッドスピードの上限は純正で43、水で48くらいでしょう。そして、スライスで悩んでいる方にピッタリだと思います。
ライバルはおそらくブリヂストンJGR、PRGR RS、キャロウェイローグあたりだと予想します。重量は純正のSで303g。
決してハードヒッター向けではありません。
ダメポイント
実は悩ましい所…
試打した印象は良くないんですが、かといってどこが特別悪いってこともないんです。
特別秀でた部分も皆無なので、強いて言うなら…
飛距離が出ないことでしょう。
コントロール幅はそんなに悪くないので、飛距離を求めずフェアウェイに残したい人におススメです。
データチャート
どれも微妙な点数で、可もなく不可もなくといった印象です。ただ、難易度は低めですし、価格も良心的なのでそのあたりは高得点。
ヘッドスピードが速い人にはお勧めできません。
総評
データチャートを作るとそんな悪くないじゃん!って思ったんですが、9点や10点がないっていうのは魅力が欠けているということになります。
デザインは落ち着いていてまずまずかっこいい。値段も国産なので安め。765の後継ということを忘れれば、Z785は捕まりの良いやさしいクラブと言えそうです。
ヘッドスピード45以下でスライサーの方は是非試打してみて欲しい一本です。
おススメ度
https://gearnote300y.com/progolfer-setting/nasa-hataoka/
ボールはこれ!

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