テーラーメイドSIM試打&評価|魅力はゼロでも性能はまぁまぁなドライバー

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革新された?SIMドライバー

毎年新作が出るので、追いかけるのが大変なテーラーメイド。

 

2017年モデルのM1&2からM4&5ではツイストフェースの搭載、M5&6ではスピードインジェクションという革新的な技術を採用して聞いました。

 

今回はSIM&SIM MAXはネーミングを一新して登場したので、さぞ新しいことを取り入れたのだろうと期待していましたが、たいしたことはなさそう。

 

SIMドライバーの特徴

M5の後継となるモデルがSIMドライバーです。

 

前後方向に動くウェイトギミックを廃止して、フェースの近いところに左右に稼働するウェイトギミックを搭載しています。

 

スピードインジェクション、ツイストフェースはそのまま採用しています。

 

形状は、SIM MAXに比べてシャローバックに見えます。M5と比べても、やや後方に長くなったヘッド形状は慣性モーメントの向上とスピン量の増加を狙っていると予想されます。

 

ロフト設定は9.0°と10.5°で、これは前作から据え置き。

 

試打データ

SIMドライバー9.0°×純正テンセイ(S)

ヘッドスピード54.0m/s
平均キャリー295y
平均トータル316y
平均サイドスピン78rpm両方
平均バックスピン2542rpm
平均打ち出し角-1.6°
平均打ち上げ角15.4°
最大の高さ49y
落下角度45°
左右ブレ-15y

飛距離だけで言えば、良いんですよね。最大飛距離はドローで打った弾道でキャリー305y。トータル319y。フェードの最高距離はキャリー291yです。

 

バックスピンは前作M5で酷評した部分がSIMになって改善されだいぶ現実的な数値になりました。ドローを打っても2400rpm程度に収まります。

 

ここは評価したいですね。

 

USモデルで8°が選択できるのも納得です。

TaylorMade SIM Driver
product

また、サイドスピンは最大で500rpm台、許容範囲内です。どちらかというとフェードの方が打ちやすかったです。

 

SIMのヘッドスピードが前より上がっているのは、私のビルドアップの成果だと思うのでギアの効果では無いと考えています。

 

その証拠に、マーベリックのヘッドスピードでも54m/sは出ています。

 

驚いたのは打ち上げ角です。

 

予想よりも高い打ち上げ角となりました。M5は13°ほどだったのでそれと比べても高い数字です。スピン量、角度の両観点から見て弾道を上がるようにしたチューニングであることは間違いないでしょう。

 

ビジュアルで見る弾道

フェードとドローを2球ずつ計測してみました。見ての通り、フェードだと結構高弾道になります。

 

ドローの方が高さは揃えやすいです。

 

打ち上げ角はフェードが若干高いです。吹いてはいません。

 

SIMのフィーリング

この項目を書くか迷いましたが、書きます。

 

正直、フィーリングは最悪でした。置いたときの座りに関しては、M5もそこまで悪くなかったので良かったのですが、問題はそこではありませんでした。

 

音です。

 

しかも打音ではなく、風切り音です。

 

SIMのネーミングはShape In Motionなので、空力を考慮して設計されたモデルです。何かしらの影響があってほしかったのですが、悪い影響でした。

 

振り上げる時に気になるくらいの風切り音がします。

 

何度打っても慣れることは出来ませんでした。

 

打感は、M5とほとんど同じです。打音はSIMの方がM5よりも湿った音がしました。

 

操作性みたいなことも書いてみる

操作性という言葉自体が好きではないのですが、知りたい人も多いと思いますので、解説していきます。

 

SIMのヘッドは非常にニュートラルなので、様々なセッティングが考えられます。

 

注目してほしいのは打ち出し角です。打ち出し角は穏やかではありますが、右に打ち出すのは至難の業でした。

 

つまり、ドローを打とうと思ったらサイドスピンが少ないシャフトにするのが理想的です。もしくは硬いシャフトで打ち出しを右にして思いっ切り捕まえに行くか。

 

SIMで組むならおススメはフェードセッティング。フェードにしてもバックスピンが2800rpmくらいに収まるので、飛距離を失うことなく曲がり幅も抑えられます。

 

デザイン

ウェイトが一つになってレールも一列に。ヒール側のソールはカーボンではなさそうです。

 

構えるとこんな感じです。ヘッド形状は、この画像で言う右上の部分に膨らみがあり、慣性モーメントの向上を狙ったことが伺えます。

 

サイズはM5とほとんど変わってなさそうでした。

 

SIM MAXに比べてシャローバックなクラウン形状です。テーラーメイドのTマークがあしらわれています。

 

純正のシャフトはテンセイシルバーのコスメになりました。トルクは前作のクソダサいクロカゲよりも0.1だけ低い4.0。

 

各種重量

SIMのヘッドはスリーブなしで195.5g。前作M5と同じです。

 

気になっている人も多いと思ったのでこの後ろのウェイトも測ってみました。ちなみに、このネジはテーラーメイドのトルクレンチでは外せないので、細いPXGかミズノのレンチで外しました。

※真似しないでください。

 

11.6gでした。

 

アフターパーツが出るかは不明ですが、交換出来たらうれしいですね。

 

SIMドライバーはどんな人向き?

ヘッドスピードはそこまで速くなくても良いでしょう。

 

ヘッド重量は重いですが、42m/sくらいあれば球はしっかり上がってくれると思います。

 

方向性はシャフト次第ですから、お気に入りのシャフトがある人はそのまま使えると思います。シャフト選びの際は、やや癖の強いシャフトの方が合うと考えています。

 

ドロー方向にはかなり曲がりますので、ひっかけ癖のある人にはお勧めできません。

 

SIMの評価とデータチャート

飛距離はまずまずなので高評価しましたが、逆に言うとそれだけ。

 

これよりも飛ぶドライバーはいくらでもあるし、打感が良いドライバーだっていくらでもある、同じ距離でも曲がらないドライバーだっていくらでもあります。

 

“SIMでなければいけない”という強みが全く感じられない残念な仕上がりと言わざるを得ません。

 

総評

期待していたわけではないので「まぁこんなもんか」といった具合です。

 

M5も酷評していますが、フィーリングが悪化している上にテーラーメイドらしいギミックの面白さも減ってしまったのが残念。

 

きっと売れるんでしょうけど、魅力的なドライバーとはあまりにも程遠いです。

 

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