RS5の5ってなんだろう
いつも通り、基本的にクラブの情報は全く調べずにこの記事を書いているわけですが、いつもネーミングが引っ掛かります(笑)
プロギアの新作は長く使っているRSに5を付けたRS5という名前になって登場しました。5って何なんでしょうか。誰か教えてください(自分で調べろ)。
まぁ、RS5って言われてもとても速いアウディしか思い浮かばないのでこの辺で終わりにしておきます。
それでは早速試打データを見ていくとします。
試打データ
ヘッドスピード | 54.5m/s |
ボールスピード | 77.1m/s |
平均キャリー | 285y |
平均トータル | 302y |
平均サイドスピン | 297rpmドロー |
平均バックスピン | 3236rpm |
平均打ち出し角 | -0.5° |
平均打ち上げ角 | 15.9° |
最大の高さ | 56y |
落下角度 | 49° |
左右ブレ | -20y |
最大飛距離はキャリーで、290y、トータル308yでした。ややバックスピンが多いように思います。
ただ、ミート率1.4を常に超えており、真ん中で当てなくても飛びます。特に、下の方で外したとしてもスピンが増えるものの初速は出るのでそこそこ飛びます。
捕まり具合は、打ち出し角とサイドスピン共に左。右に飛ぶ心配はありません。
ビジュアルで見る弾道
少し弾道が高いですが、弾道の凹みはあまり見られません。
ちなみに、RS F5の平均高さが52yで、4yだけRS5の方が高かったです。
フェースの動き方
フェースはかなり上を向くため、打ち上げ角も高くなりやすいです。高さのミスが散見されるタイプのドライバーだと感じました。
左右の向きもかなり大味な印象で、結構暴れます。
打点がセンターよりも上の低スピンゾーンで当てたとしてもバックスピンが3200rpmになるのは重心位置が原因ですかね。
RS5の各種重量
RS5のヘッド重量は190.2g。RS F5と同じでした。
スリーブ重量が7.5gなので、トータル約198gになります。海外のブランドに比べると軽いです。
RS5のデザイン
前作からの大きな違いは、カーボンクラウンになったこと。
打感や音に大きく影響しています。
正直、RS5はRSから飛距離アップしたものの、それ以外はよくも悪くも変化が小さいです。
また、ウェイトの位置がソールの後方、かなり後ろにあります。あまり見ないポジションですね。SiMのイナーシャジェネレータの後方ウェイトと同じ位置(あれは外せますが交換出来ません)。
カスタムの可能性
RS5は捕まるヘッドで、バックスピン量が多いので、ロフトは最小限で捕まりの弱い低い弾道が出るシャフトが合うと思います。
最近のモデルだと、XCがたぶんベストバランス。
捕まるヘッドで、捕まらないシャフトを組んで思い切り飛ばしに行くようなスタイルの方にフィットすると思います。
データチャート
全体的にパッとしない仕上がりです。
RS5の何が優れているかと言われれば、回答に困ります。もっと冒険して頂きたいと強く望みます。
総評
パッとしませんね。
もっと癖のあるヘッドの方が何かと面白いのですが、RS5は無難に無難を重ねた普通のヘッド。
バックスピンの多さと捕まりの強さは国産メーカーではありがち。ハードヒッターには同メーカーならRS F5がありますので、そちらをおススメします。
おススメ度






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