高反発クラブの代表格として不動の地位を確立しつつあるeggシリーズ。
定価10万円越えながら、シニア層からの支持も多いです。他にはない打ちやすさと、なにかと奇抜な製品が多い高反発クラブでは無難な見た目が特徴です。
今回の試打では、いつものようにフルスイングではなくアプローチくらいのふり幅のクオータースイングで計測しました。
SUPEReggの試打データ
今回は、画像をそのまま見ていただきます。
というのは、スーパーeggは高反発クラブであり、ミート率がどれだけ上がるかが重要だからです。一応メーカーとしては、ヘッドスピード43m/s以下の方が推奨されていますので、注意してください。
私が調整して打った結果、ヘッドスピードは平均で35.1m/s、ミート率が1.46でした。
普段のヘッドスピードは50くらい、ミート率が1.4くらいなのでいつもよりも高いミート率であることが分かると思います。
しかも、画像を見ると最大で1.48のミート率です。計測しているGC2では1.45以上出すのは至難の業ですから、安定して高いミート率を示しています。
ルックスの特徴
ヘッドはそこまで大きく感じません。
サイズ感としては、ゼクシオプライムに似ています。480㏄という感じは全くしません。
また、フェースはスクエアで、どこかのプライベートブランドのような極端なフックフェースではありません。
また、シャフトの長さはM35では45インチ、それ以外は45.5インチです。短めといって良いでしょう。
結局、長くすることでヘッドスピードアップを狙うよりは、センターにヒットさせて飛距離を出すほうが高反発クラブでは簡単で効果的なのでしょう。
私としてはこの辺りは好印象です。
こうして見るとあまり真ん中でヒットしていませんね(笑)
データチャート
チャートにするとほとんど欠点は無いということが分かりました。
もちろん、ミート率は文句なしに高いので飛距離やスピン量は最高評価です。また、それによって安定性も高く9点の評価をしました。
さらに、軽量であること、シャフトが長すぎないことから易しさもトップクラスでしょう。
総評
ルールに適合していないだけあって、ある意味究極のドライバーなのかもしれません。
いかに、ルールという縛りが強力かが理解出来ました(笑)
競技には全く出るつもりのない方で、少しでも距離を伸ばしたい方はぜひ試して頂きたいです。
おススメ度
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