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パラダイムトリプルダイヤ試打評価|ドローヒッター向きの引っ掛けにくさが光る

ドライバー試打
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個人的にはやめて欲しいネーミング

パラダイムシリーズの低スピンモデルはトリプルダイヤモンド(♢♢♢)という名前ででました。素直にLow Spinの略でLSにしてくれれば良いものを何か限定感を出すためにトリプルダイヤにしたのは腹が立ちます。

私が困るのは表記が画一的でないという点です。こうして記事を書く場合にトリプルダイヤとカタカナで表記するのが適しているのか、よりリアルに♢♢♢と表記するのが適しているのか分かりません。皆さんが検索するのは恐らくカタカナのトリプルダイヤだと思うのでこちらで呼称しますが長くて面倒なので星を一つ減らしたいです。

まぁ雑談はこの辺にして、早速デザイン分析から始めてみましょう。

 

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パラダイムトリプルダイヤモンドドライバーのデザイン

パラダイムトリプルダイヤはソール前方にスクリューウェイトがあります。パラダイムシリーズ共通の360°カーボンシャーシを採用していますが形状は結構違って見えます。

パラダイムトリプルダイヤとパラダイムドライバーの一番の違いはソール後方にかけての出っ張り部分です。パラダイムで酷評したこの出っ張りですが、トリプルダイヤモンドでは少し小さくなっています

これはパラダイムXでも同様にみられましたが、ソールが短いことも相まってパラダイムトリプルダイヤはよりすっきりして見えます。

前から見ると、ソールはきっちり着陸したシャローバックです。パラダイムでは可変ウェイトでしたが、トリプルダイヤはスクリューウェイトです。

クラウンも暗めのブルーでデザインは総合して非常にかっこいいと言えます。

試打データ

パラダイムトリプルダイヤモンド9°×ハザーダスブラック6S

ヘッドスピード53.4m/s
ボールスピード77.6m/s
平均キャリー305y
平均トータル325y
平均サイドスピン260rpmドロー
平均バックスピン2521rpm
平均打ち出し角0.4°
平均打ち上げ角16.3°
最大の高さ54y
落下角度47°
左右ブレ-16y

今回はUSモデルのパラダイムトリプルダイヤモンドを買ったので標準で選べるシャフトとしてハザーダスブラックを選択しました。ハザーダスも種類がたくさんあるので、実際このモデルがどんなものなのかは良く分かりませんから、私のコレクションのシャフトでの試打データの方が参考になるかと思います。

平均キャリーは305yで、低スピンドライバーとしてはそこまで少なくない2500rpmほどのスピン量です。最高飛距離はキャリー307yでした。初速は平均でもかなりのもので、最高値は78.1m/sでした。

パラダイムトリプルダイヤの弾道は揃っていて、安定性は高いです。低スピンモデルでは昨年のローグST MAX LSも高い安定性、直進性を持っていましたので低スピンモデルだから安定性が低いという今までの常識はどこかへ行ってしまったことに気付きます。

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パラダイムトリプルダイヤモンド9°×ジアッタスV2 6S

ヘッドスピード54.1m/s
ボールスピード78.2m/s
平均キャリー299y
平均トータル318y
平均サイドスピン176rpmドロー
平均バックスピン2829rpm
平均打ち出し角-1.7°
平均打ち上げ角16.4°
最大の高さ58y
落下角度49°
左右ブレ-21y

この記事を書いている人は頭が悪いので何にでもジアッタスを組むのですが、パラダイムトリプルダイヤにも組み合わせてみました。少し調子が悪かったのでジアッタスV2での最高のデータが取れた感触はありません。

方向性も一定で安定しています。スピン量がやや多いのは先ほどのシャフトと共通していますが、それと同時に初速性能の高さも共通しています。平均で78.2m/sで、最高値は78.8m/sでした。特に強く振ったわけではないし、1週間ぶりにクラブを握って探りながらの試打だったので驚きました。

平均キャリー299yというのは特別褒めるほどでもありませんが、実際の数値は299y、299y、300yなのでキャリー300yを狙うのは容易です。とにかく初速が出るので簡単に飛距離を出すことができると思います。

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パラダイムトリプルダイヤモンド9°×カイリホワイト60S

ヘッドスピード51.7m/s
ボールスピード74.0m/s
平均キャリー298y
平均トータル322y
平均サイドスピン183rpmドロー
平均バックスピン2127rpm
平均打ち出し角-2.9°
平均打ち上げ角15.2°
最大の高さ44y
落下角度42°
左右ブレ-30y

万能なカイリホワイトと組んでみました。パラダイムトリプルダイヤは低スピン系のシャフトとの相性は軒並み良さそうです。初速こそ落ちましたが、この試打データがこの日最初の計測なので仕方なし。

最高飛距離はキャリーで304yでした。バックスピン量は少なくなったので相性としてこれが正解なのかもしれません。打ち出し角が左で、基本的にはドローです。

弾道の高さは低いです。カイリホワイトは低スピン系ですが決して低弾道というわけでもないのでこれは意外でした。パラダイムトリプルダイヤのヘッドとしての特性はシャフトによってかなり変わるのかもしれません。

パラダイムトリプルダイヤモンド9°×プロトステガ60S

ヘッドスピード52.3m/s
ボールスピード75.7m/s
平均キャリー303y
平均トータル327y
平均サイドスピン551rpmドロー
平均バックスピン2027rpm
平均打ち出し角-3.0°
平均打ち上げ角15.6°
最大の高さ44y
落下角度42°
左右ブレ-57y

別記事で紹介しますが、プロトステガとパラダイムトリプルダイヤを組み合わせて試打計測を行いました。

平均キャリーも300yを超えているので十分な飛距離だと思います。最高キャリーは308yです。まぁでもドローが強すぎるので現実的ではないかなと思います。

プロトステガはドローが強めのシャフトです。パラダイムトリプルダイヤモンドはドロー系の中でも弱いドローのシャフトの方が上手く飛んでくれそうです。

パラダイムトリプルダイヤモンド9°×テンセイプロホワイト1K 60S

ヘッドスピード54.3m/s
ボールスピード77.6m/s
平均キャリー305y
平均トータル326y
平均サイドスピン113rpmドロー
平均バックスピン2527rpm
平均打ち出し角-1.5°
平均打ち上げ角16.6°
最大の高さ56y
落下角度47°
左右ブレ-17y

個人的におススメのセッティングです。低スピン系シャフトのテンセイ白系の中でもまだドローが打てる1Kです。初速は爆速で最高初速78.9m/sでした。

弾道はストレートで、安定感が良いです。バックスピンが抑えられればキャリー310yを超えます。最高飛距離はキャリーで313yでした。

打ち始めから真っ直ぐ飛んでいたのでぜひ最初に検討してほしいですね。

パラダイムトリプルダイヤモンド9°×ディアマナWS 60S

ヘッドスピード53.1m/s
ボールスピード76.8m/s
平均キャリー312y
平均トータル335y
平均サイドスピン378rpmドロー
平均バックスピン2076rpm
平均打ち出し角-1.2°
平均打ち上げ角16.6°
最大の高さ50y
落下角度44°
左右ブレ-37y

パラダイムトリプルダイヤモンドならいけるんじゃいかと思って酷評した激ムズシャフト、ディアマナWSで試打しました。平均キャリーで言えば一番飛んでいますが安定している感じはせず相変わらずピーキーです。

最高飛距離はキャリーで316yで、トータル341yでした。素晴らしい飛距離です。パラダイムトリプルダイヤを打てる人ならこの組み合わせは良いと思いますが、難易度は非常に高いことだけ覚悟してください。

文句なしの弾道です。ディアマナWSをおススメすることはないと思っていましたが、ハンデ5以下でHS50m/s以上ならアリです。

パラダイムトリプルダイヤモンド9°×ベンタスTRレッド60S

ヘッドスピード53.2m/s
ボールスピード75.9m/s
平均キャリー307y
平均トータル330y
平均サイドスピン109rpmドロー
平均バックスピン2176rpm
平均打ち出し角-1.3°
平均打ち上げ角16.4°
最大の高さ50y
落下角度44°
左右ブレ-16y

ベンタスシリーズの中ではパラダイムトリプルダイヤとの組み合わせではベンタスTRレッドが一番良かったです。

キャリー311yを2回記録している絶妙な組み合わせです。パラダイムトリプルダイヤにはやはりこのくらいの捕まり感がちょうど良いのでしょう。ちなみにパラダイムトリプルダイヤでフェードが打ちやすいのはこの組み合わせでした。

初速はそこそこでしたが、捕まりが良い分フェースが上に逃げずにスピン量が低めに集めやすいです。

パラダイムトリプルダイヤモンド9°×ツアーAD UB60S

ヘッドスピード52.8m/s
ボールスピード76.1m/s
平均キャリー307y
平均トータル331y
平均サイドスピン354rpmドロー
平均バックスピン2119rpm
平均打ち出し角-3.0°
平均打ち上げ角16.1°
最大の高さ48y
落下角度43°
左右ブレ-44y

珍しいシャフトとのマッチングが良かったです。キャリー311yが最高値でした。初速はMAX78.5m/sです。非常にピーキーでフェードバイアスのシャフトです。

パラダイムトリプルダイヤは左への耐性を感じますがやはりドローセッティングが良いです。

方向性だけは安定性しています。

パラダイムトリプルダイヤモンドの良い点

  • 圧倒的初速性能
  • 左を防ぎやすい
  • 美しいドローが自然な意識で出る
  • シャフトへの反応が比較的良い

パラダイムトリプルダイヤのイマイチな点

  • 油断するとすぐスライスする
  • 難易度が結構高い

パラダイムトリプルダイヤのソール

パラダイムではソールが出っぱっていてそれが邪魔だからという理由だけで評価をかなり下げましたが、トリプルダイヤは全く気になりませんでした。

そもそも浅重心でお尻が下がりにくいのもありますが、凹凸が減っているのも影響していることでしょう。唯一の懸念点でしたから、ここが綺麗なだけで価値が高まります。

パラダイムトリプルダイヤのセッティング

パラダイムトリプルダイヤのポジションは右側の中間的な高さになると思います。

TS2の右上あたりです。スピン量についてはシャフトで変化するものの、ドロップする気配がないのが良いところだと思います。

パラダイムトリプルダイヤに合わせるシャフトですが、やや捕まるモデルが良いと思います。ボツになった試打データはレジオフォーミュラMB+なので、捕まりが弱いものは飛ばなくなりそうです。

データチャート

飛距離性能は初速が高いので高評価。数値的には凡ですが、手に伝わる感触的には期待が出来ると思いました。安定性は高いですが、ローグST MAX LSの方が高次元だと思ったので最高評価とはいかず。フェードが打てるわけでもありませんが、左を防げるというのはチャートには現れない良さだと思います。

総合評価

パラダイムトリプルダイヤモンドはローグSTトリプルダイヤモンドLSMAX LSの中間くらいの方向性のモデルだと思います。パラダイムトリプルダイヤはドローヒッターが好きな引っ掛けにくいドライバーという印象が強いです。

振り心地もパラダイムシリーズの中では最も気持ち良いですし、マトリックスチャートでもライバルが少ないエリアなので需要はあると思います。ただ、総合的な仕上がりはこれといった独自性に欠けるので印象が薄いドライバーでした。

おススメ度4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)

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