450ccのミズノプロドライバー
2019年にミズノプロブランドから発売されるドライバー、モデルSとモデルE。この記事でレビューするのはモデルE。
435㏄のモデルSより少し大きい450㏄のヘッドで、投影面積は大きめです。サイズ感はタイトリストのTS2とだいたい同じですね。
音を創る「ハーモニックインパクトテクノロジー」なるものを採用していたりと、非常に面白そうです。
早速試打データを見ながらレビューしてみます。
試打データ
ヘッドスピード | 49.8m/s |
平均キャリー | 254y |
平均トータル | 276y |
平均サイドスピン | 1563rpmドロー |
平均バックスピン | 2148rpm |
平均打ち出し角 | -4.7 |
平均打ち上げ角 | 13.9 |
左右ブレ | -96y |
サイドスピンが大変多いですね。試打したシャフトは、ディアマナDF60Sです。捕まりにくいはずのシャフトですが、ここまでサイドスピンが多いと困ります。
バックスピンは少なめで良いですね。しかし、実はこれも純正シャフトでは3000越えだったので、ハードヒッターの方は注意が必要です。
若干ヘッド負けしたような弾道が出ます。
性能は初心者向け
簡単に言うと、私には合いませんでした。
サイドスピンがここまで多いのはJGR以来ですね。かなりスライサー向けのセッティングだと感じました。
最近はフェードもかなり高次元でコントロールできるようになった自負がありましたが、フェードはおろかスライスすら打つことが出来ませんでした。
逆に言えば、スライスして仕方がない方にはフィットするかと思います。
音は申し分無し
音は本当に素晴らしいいです。
打っていて店中に響き渡る抜けの良い音で、実際にコースで打ったらさぞ気持ち良いことでしょう。こちらは是非試打して体感して頂きたいです。
一応このページに動画があります
ハーモニックインパクトテクノロジーがどんなものなのかよく理解していませんが、きっと凄いのでしょう(笑)
私のG400にこの打音をくっつけてほしいです。
データチャート
性能面は私が満足するレベルをはるかに下回っています。これより重量の軽いMグローレの方が打ちやすいくらいでした。(ヘッド負けしてましたが)
よって、性能面の評価はかなり低いです。もし音の項目があれば最高評価になるでしょう。
ただ、こういう性能は一長一短で、人によっては大きなメリットにもなると思います。とにかくスライサー向けであることは覚えておいて下さい。
総評
方向性はかなり左で、どんなに頑張ってもフックしてしまいます。スライサーにはかなり良いのではないかと思う反面、重量がやや重いかと思います。
スリーブでアップライトに調整することができるので、このクラブでスライスが出る人はいないのではないかと思うくらいです(笑)
おススメ度
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