ツイストフェースを採用したニュードライバー
テーラーメイドのグローレシリーズと言えば、女子プロやシニア層に人気の軽量モデルです。そのグローレの最新モデルが今回紹介するMグローレ。
前作の真っ白なヘッドから、白みがかったカーボン調へ変更され、可変スリーブを廃止。Mシリーズで好評のツイストフェースを採用しての登場です。
今までのグローレは数モデルありますが、どれも似たようなもので今作は抜本的に改良してきたようです。
Mグローレ試打データ
純正スピーダー
ヘッドスピード | 53.0m/s |
平均キャリー | 259y |
平均トータル | 275y |
平均サイドスピン | 164rpm |
平均バックスピン | 3608rpm |
平均打ち出し角 | -1.3 |
左右ブレ | 0y |
純正が重さ280g程度ですから、ヘッドスピードは高い数字がでます。一方で、インパクトが強すぎるためにスピンロスが見られます。
ヘッド重量がヘッドスピードに対して軽いとこのような現象が起こります。(ヘッドスピード45以下ではほとんど発生しない)
カスタムのスピーダーエボ5
ヘッドスピード | 53.6m/s |
平均キャリー | 279y |
平均トータル | 299y |
平均サイドスピン | 186rpm |
平均バックスピン | 2991rpm |
平均打ち出し角 | -1.9 |
平均打ち上げ角 | 14.5 |
左右ブレ | 0y |
こちらは何とか収まったような感じです。それでもバックスピンは3000近いので、最大飛距離は305y。
シャフトとの相性は悪くなさそうです。
ツイストフェースの是非
M3、M4にも採用されているツイストフェースですが、Mグローレには必要なのか。確かに、左右の安定感は素晴らしいです。
しかし、このクラブのターゲットであるシニア層やヘッドスピードの速くない人では差が出にくいでしょう。
ただ一つ言えることは、この機構があるから私でも安定して打てたのかもしれません。つまり、カスタムの選択肢が生まれる訳です。
女子プロだと、前作グローレF2にスピーダーやツアーADのカスタムを組んでいる選手が多かったですね。ヘッドスピード40~45くらいの方は軽めのカスタムが良いでしょう。
ダメポイント
デザインと価格です。
まず、デザインは好みが人それぞれだということを前置きとして…
それでもかっこいいとは到底言えるものではない。価格も前作同様高いです。
ゼクシオと同じ価格帯になります。これは推測ですが、
おそらくあまり数が出ると思っていないのかと思います。
というのも現在、Mグローレはドライバーとアイアンのみのラインナップで、今のところフェアウェイウッドやユーティリティがリリースされるというアナウンスがないからです。
データチャート
ツイストフェースを採用したこともあり、安定感が抜群です。重量が軽いことを考えると捕まらないクラブなので、ヘッドスピードは速いけど左に飛んでしまう方におススメです。
総評
Mグローレはとにかくデザインがかっこ悪すぎるので、おススメはできません(笑)
しかし、ツイストフェースを採用したヘッドの安定感は間違いありません。
試打する価値はあるかも?
おススメ度
アイアンもチェック!


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