マーベリックドライバー試打&評価|全球300y超えるマーベリックはハイバックと進化したフェースを採用

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マーベリックサブゼロはこちら。

マーベリックサブゼロドライバー試打&評価|低弾道、低スピン、高飛距離のハードヒッター向け
マーベリックサブゼロドライバーの試打&評価です。ハードヒッターならかなりの飛距離を期待できる例スピンモデル。前作ローグサブゼロに比べるとデザインもすっきりしており、好印象。飛距離性能とスピンのバランスは評価できるドライバーです。
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ローグの後継に当たる高慣性モーメントシリーズ

キャロウェイは毎年新モデルを出しているので、勘違いされがちですが、2モデルを交互に2年おきに発売しています。

 

私はキャロウェイのドライバーを分類するときに“ビッグバーサ系”“X系”に分けています。

 

ビッグバーサ系はエピックフラッシュやその前のエピック、ビッグバーサ816など。X系はローグ、XR、X HOTなどのシリーズです。

 

両者の技術を相互に共有しながら進化しているので、境目は曖昧になっていますが、コンセプトの違いはやはりあると思います。

 

簡単に言うと、ビッグバーサ系は飛距離、X系は方向性です。

 

マーベリックはX系に分類されるので、方向性重視だと予想していますが、フラッシュフェースを採用しているので、飛距離も期待できると思います。

 

個人的に予想していたエアロパーツはなく、意外と普通のドライバーに仕上がっているように思います(笑)

 

特徴

マーベリックの展開は三種類。ローグ同様に上級者向けな低スピンのサブゼロと、無印とMAXです。

 

実際はもっとありますが。R&Aの公認リストにはマーベリックMAXの名を冠したロフト8.5°の低スピン仕様などもあります。個人的にはマーベリックLDの登場を期待(笑)

どちらも可変スリーブが付いており、これはエピックフラッシュなどと同じスリーブなので互換性があります。

 

ヘッド素材はカーボンクラウンにフラッシュフェース、ジェイルブレイクテクノロジーとエピックフラッシュと大きく変わっていません。

 

マーベリック特有のギミックは特にありません。

 

ただ、フラッシュフェースにマイナーチェンジが見られます。

 

マーベリックに搭載されているフラシュフェースのコンセプトが「曲がり幅を抑えること、センターにヒットしなくても曲がりにくくすること」なので、エピックフラッシュのような圧倒的な飛距離は盛り込まれていません。

 

マーベリック、マーベリックMAX、マーベリックサブゼロにそれぞれ違いフェースを採用しています。

 

それだけでなく、マーベリックシリーズのハイブリッドやフェアウェイウッド、もっと言えば番手ごとに最適なフェースを採用しています。

 

これもAIが設計している恩恵でしょう。人間が設計していたらとてもこんなことは出来ません。

 

試打データ

ヘッドスピード52.6m/s
平均キャリー294y
平均トータル319y
平均サイドスピン216rpmドロー
平均バックスピン2255rpm
平均打ち出し角-1.3°
平均打ち上げ角13.1°
最大の高さ39y
落下角度40°
左右ブレ-22y

飛距離性能はまずまず良いです。

 

最高飛距離はキャリーで297y、トータル322yでした。

 

特徴は何と言ってもバックスピンとサイドスピンの少なさだと思います。特にサイドスピンは少なく、多くても300rpm台に収まります。

 

センターヒットさせているので、500rpmくらいは許容範囲内ですから、これはマーベリックの一つの強みだと思います。

 

また、ミート率も高い数字になりました。平均で1.42、初速の平均が74.5m/sです。

 

ではオフセンターヒットしたらどうでしょうか。

 

オフセンターヒット①トゥ側

マーベリックの腹立たしいCMを見た方も多いと思いますので、果たして本当にオフセンターヒットに強いのかというのを検証することにしました。

 

まずは、トゥヒットです。

ヘッドスピード54.6m/s
平均キャリー286y
平均トータル308y
平均サイドスピン897rpmドロー
平均バックスピン2479rpm
平均打ち出し角2.8°
平均打ち上げ角11.6°
最大の高さ35y
落下角度39°
左右ブレ-39y

 

マーベリックのCMではボール跡がつくシールを使っていましたが、私のデータではGC2の詳細表示画面で解説します。

 

結果から言うとギュンギュン曲がります。

 

全く持って普通でした。

 

トゥヒットでの平均サイドスピンは左に897rpm。曲がり幅は約40yです。

 

飛距離は出ていて、平均286キャリー、最高290です。

 

ただ、試打している時にどうしてもセンター気味のトゥ側でヒットすることがあったのですが、この時はほとんど曲がりませんでした。それでも上記の画像のようなヒットポイントでは救いようのないくらいに曲がります。

 

オフセンターヒット②ヒールヒット

次に、ヒールヒットです。どうしても構造上ヒールに当てると破損する可能性があるので“丁寧に”打ちました(笑)

 

結果はこちら。

ヘッドスピード53.8m/s
平均キャリー261y
平均トータル280y
平均サイドスピン582rpmフェード
平均バックスピン3244rpm
平均打ち出し角-4.0°
平均打ち上げ角13.5°
最大の高さ40y
落下角度44°
左右ブレ3y

微妙です。まぁ悪くないでしょう。

トゥヒットよりサイドスピンンは少なくなりやすいですが、何球もヒールヒットさせていれば1000rpm超えも出てしまいます。

 

飛距離は格段に落ちて平均261キャリー。

 

センターからボール半分ずらした打球がキャリーで295y飛んだのは気持ち悪かったです。(下の画像)

どうしてもヒールヒットだとバックスピンも増えやすいので、飛距離は犠牲になりますが、曲がり幅は行っても30y。OBにはならない可能性が残るくらいのイメージです。

マーベリックドライバーの弾道

オレンジがセンターヒット、赤がトゥヒット、緑がヒールヒットです。

 

マーベリックドライバーはどんなドライバー?

確かに、サイドスピンの少なさは感動するものがあります。

 

ただ、センターに当ててサイドスピンが少ないというのは当たり前で、オフセンターにヒットしたりヘッドの侵入角が大きければ当然曲がります。

 

マーベリックのPVは完全に誇大広告だと思うのでポイントダウンですね。

 

ドライバーとしての特性はバックスピン、サイドスピンが少なくてまぁまぁ飛ぶという位置づけになるでしょう。

 

ただ、他のモデルに比べると、マーベリックのドライバーはヒールヒットに強いので、そういったミスが多い方にはメリットがあるかもしれません。

 

打感

打感は硬いです。マーベリックの前のモデルであるローグは打感が良くて好印象だったのですが、今作マーベリックの手に伝わる感触は不快でサウンドも残念。

ディープフェースにも見えます。

 

打感を求めない層には問題ないでしょう。

 

ただ、エピックフラッシュのフラッシュフェースのあの独特な音では無いのでコースで打てば気にならないでしょう。

 

各種重量

ヘッド重量はスリーブなしで191gだと思います。前作ローグと同じですね。

 

ヘッド後方にウェイトが装着されています。

 

重さは5gでした。

 

デザインと座り

構えるとこんな感じ。

 

ヘッドの投影面積は実際に比較してみるとエピックフラッシュサブゼロよりも少し小さいです。

 

構えた見た目はかなりかっこいいです。

 

他のマーベリックと比較して、一番特徴的なのがこのソール形状。

 

ハイバック構造のようになっていて、同時期発売のSIM MAXに似たクラウンの高さを持ちます。

 

これによりバックスピンが減ったのだと言えそうですね。

 

そして、皆さんも気になっていると思いますが、このヘッド形状によって座りがどうなっているのか。

 

結果は、全く問題無しです。構えるライ角によって少し開きますが、私は全然気になりませんでした。

 

構えていると現代的なディープフェースにも思えて、なんとなく不思議です。

 

シャフトデザインはディアマナでした。これまでスピーダーだったのでこれは大きな変更ですね。このデザインはちょっと前に発売しているスーパーハイブリッドと同じ。

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ダサいですが、ハイブリッドにスーパーハイブリッドを入れた時に重さのフローが崩れにくくしているのでしょう。

 

マーベリックはどんなユーザーに向いているか

まずは方向性を求めるユーザーや、少しでも曲がりにくいという“安心感”を求める方です。

 

さすがのマーベリックでも実際にオフセンターヒットしても曲がらないという夢みたいなことは絶対に起こらないので、期待しすぎないでください。

 

それから、棒球を打ちたい人にもおススメできると思います。私は持ち球を持つべきだと思っていましたが、最近こういった直進性の高いドライバーが出てきているので持ち球がまっすぐというのも選択肢になってくると感じています。

 

そういった方には、ピッタリでしょう。

 

ハードヒッターならマーベリックのヘッドにツアーAD IZやスピーダーエボⅣなどを組み合わせて癖のないドライバーに仕上げるのも面白そうです。

 

もう一つ、弾道の高さを少しでも抑えたいというユーザーにも需要がるドライバーだと思います。

 

経験上、バックスピンが多くて飛距離をロスしている人が多い(特にヘッドスピードの速い人)のでマーベリックのヘッドにしてスピンを抑えてあげることで改善される可能性は十分に考えられます。

 

カスタムの可能性

マーベリックはカスタムベースとしても、可能性を感じるドライバーです。

 

実は、無印のマーベリックの方がサブゼロよりも重心角は小さくシャフトとケンカしにくい仕様で、弾道の高さも低めではありますが、十分確保できているのでハードヒッターにもおススメ出来ます。

 

サイドスピンが少なく、比較的ニュートラルなのでどちらの方向性のシャフトでも良いでしょう。

 

ストレートヒッターにはジアッタス、ややフェードを習うならIZあたりがおススメです。実際に私の知り合いの方も、マーベリックの9.0°にIZ6Xを44.5インチでオーダーしていました。

 

ドローはたぶん選択肢が多いので好みで決めて良いと思います。

 

また、キャロウェイのカスタムと言えばカラーカスタムです。マーベリックでも可能で、お値段は少々高いですが、このオレンジが嫌だという方は利用してみても良いでしょう。

 

フェアウェイゴルフだとテンセイを組んで9万くらい(250ドルのアップチャージ)です。シャフトの選択肢が多いです。

MAVRIKのカラーカスタム
シャフトはアルディラやイーブンフローなどしか選べませんが、こちらだと7万ほどです。

もしかしたら、白金のキャロウェイジャパンにも置いているかもしれません。

 

スピーダーSLK×マーベリック

ヘッドスピード53.2m/s
平均キャリー288y
平均トータル312y
平均サイドスピン1rpm
平均バックスピン2565rpm
平均打ち出し角-1.8°
平均打ち上げ角11.4°
最大の高さ36y
落下角度39°
左右ブレ-11y

飛距離はキャリーで288y、最大296yでした。トータルは最大で321y。短尺は飛ばないはもはや幻想でしかないですね。

打ち出し角がやや左で、方向性の癖はあまりないと言えそうです。マーベリックのヘッド本来の捕まりが打ち出し角に出たという評価ですね。

 

評価&データチャート

スピン性能の高さはここ数年のモデルの中でも随一のハイスペック。

 

バックスピンもサイドスピンも素晴らしいです。

 

一方で、球が上がりにくいので易しさは厳しめに評価しておきました。

 

総評

誇大広告だったのは許しがたいので、星の数は減らしますが、マーベリックは概ね良いドライバーだと思います。

 

勘違いしないように、もう一度言いますが、飛距離はエピックフラッシュシリーズの方が優れています

 

方向性においても、許されるのはセンターからトゥ側とヒール側にそれぞれボール半個分なので、易しいかと言われればそんなことは無いと思います。

 

まぁでもこのサイトでは飛距離至上主義なので、キャリー300yいかなかったのは残念ですが、トータルバランスのとれたモデルだと思います。

 

満点は取れないけど大健闘した、くらいでしょう。

 

マーベリックは間違いなく需要のあるドライバーなので是非試打してみてください。

 

おススメ度

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