マーベリックシリーズの最軽量モデル
キャロウェイが2月に発売するマーベリックシリーズには3種類のヘッドがラインナップされます。
この記事で紹介するのが、最軽量モデルであるマーベリックMAX。
純正では40g台のシャフトに加え、ドローバイアスのウェイトポジション、シャローバック形状と、最近流行りのスタイルのオンパレードです。
こういった消費者に迎合したドライバーは好きではないのですが、比較対象として仕方なくレビューすることとします。
試打データ
ヘッドスピード | 53.5m/s |
平均キャリー | 278y |
平均トータル | 295y |
平均サイドスピン | 180rpmストレート |
平均バックスピン | 3257rpm |
平均打ち出し角 | 0.6° |
平均打ち上げ角 | 15.2° |
最大の高さ | 52y |
落下角度 | 48° |
左右ブレ | -6y |
高スピンですね。
予想通りではありました。ちなみに、マーベリックMAXは試打クラブが10.5°しかなかったので、このようになりました。
例え可変スリーブを-1°のポジションにしたところで300rpm程度しか減りませんので、高スピンであることに変わりはありません。
ただ、良い点もあります。
サイドスピンの少なさです。これは、このクラブのテーマでもあるところですが、良くできています。
ほとんど曲がり幅の無い棒球です。
打ち出し角も非常に穏やかで全て2°以内に収まっていました。
飛距離は残念ながらキャリーで280yを切ってしまいました。単純に私のヘッドスピードではアンダースペックすぎるとも言えますが、ゼクシオのように全ヘッドスピード域に対応できてしまうクラブもありますので残念です。
ビジュアルで見る弾道
一球だけ左に曲がっていますが、ほとんどの打球で棒球でした。
打ち出しもスピン量も高くかなりの高弾道と言えます。日本向け、海外からするとシニア向けということですが、まさにその特徴が表れていますね。
マーベリックMAXはどんなユーザーに合う?
今回のマーベリックシリーズはスピン量が少ないのが特徴だと私は考えています。
それに応じた形でやや強調されたチューニングなのではないでしょうか。
打ち出し角もバックスピンも多いので、吹いてしまいますが、マーベリックの左右の安定感が欲しい、球はしっかり上げたいという方にピッタリでしょう。
打感と打音
打感はマーベリックとマーベリックMAXとで大きな差はないと思いましたが、音がこちらの方が気持ちが良かったです。
おとなしい乾いた音で、甲高いエピックフラッシュとは全く異なるものとなりました。
テーラーメイドM4の音になんとなく重なる部分があるように感じました。
各種重量
187gと超軽量でした。TS1と同じような重量ですね。
ヒール側についているウェイトは2g。
ソール後方についているウェイトは10gでした。
この辺をいじってみるとかなり面白いと思います。
デザイン
マーベリックMAXのヘッド形状は、丸っこくて長いですね。
前作ローグスターよりかは違和感が無いのは私がこういうのに慣れたからでしょうか。
マーベリックのディープなフェースに比べると薄いです。
マベリックMAXもディアマナの専用シャフト。40g台が標準です。前作ローグスピードスターに近い位置づけなのかもしれませんね。
ヘッドの形状はシャローバックです。
評価&データチャート
安定性は抜群です。
一方で、私のようなハードヒッター、アベレージヒッターでも満足のいくスペックでは無いと思います。
ただ、マーベリック全体のラインナップとしては必要なモデルなのでしょう。
総評
イマイチ。
いらない。
以上。
おススメ度




こっちを買いましょう。






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