また出た!マーベリック!
キャロウェイはドライバーを何種類も作ることはもはや恒例行事ですが、今回は軽量モデルです。
と言っても、マーベリックの前のモデルにあたるローグも後からローグスターという軽量モデルを発売していたので、マーベリックMAX FASTが発売されるのも順当な流れと言えそうです。
ということで今回はマーベリックMAX FASTをレビューしていきます。早速試打データから見ていきましょう。
試打データ
ヘッドスピード | 55.0m/s |
ボールスピード | 77.3m/s |
平均キャリー | 276y |
平均トータル | 292y |
平均サイドスピン | 12rpmドロー |
平均バックスピン | 3640rpm |
平均打ち出し角 | -1.3° |
平均打ち上げ角 | 17.5° |
最大の高さ | 63y |
落下角度 | 52° |
左右ブレ | -8y |
まず、平均ヘッドスピードが55m/sと、非常に高い数値になりました。この中でも、最大で55.9m/sというヘッドスピードが出ているので、軽量化の恩恵は大きそうです。
最大飛距離はキャリーで282y、トータル299yでした。
中々軽量ドライバーでスピンを中程度に抑えるのって難しい様で、これまでTS1以外は達成していません。
マーベリックMAX FASTも例にもれず高スピンでした。さらに、打ち上げ角もかなり高く、平均63yという高さに繋がっています。
ヘッドスピードが上がって、初速も高い数値にはなりますが、私のようなハードヒッターには合いません。ただ、セッティング次第ではもっと飛びそうなので可能性は感じました。
ビジュアルで見る弾道
さすがマーベリック!曲がりませんね。こればかりは驚きです。
確かに弾道は高いのですが、案外普通のあがり方。特に弾道が凹んでいるわけでもなさそう。
デザインから分かること
普通のマーベリックと違ってマーベリックMAX FASTはソールがカーボンになっていますね。これは、レディスと同じ仕様です。より重心を下げるためなのでしょう。
フラッシュフェースは同シリーズの他の物に比べて明るい配色。
フェースが明るい色だとコントラストがはっきりして構えた時にフェースの向きが分かりやすいです。
エピックフォージドドライバーみたいな雰囲気ありますよね。
純正は軽量40g台のディアマナ。
マーベリックMAX FASTの可能性
可変式じゃないのが本当にもったいないです。
曲がり幅が少なく、大して振っていないのに高いヘッドスピードが出るというのは、私にとっても魅力的なわけです。
本当ならロフト角がもう少し立っていて重心位置が前に来ると嬉しいです。
さらに、ウェイトが純正で7gヒール側にあります。キャロウェイは2gまで軽くできるので、軽量化してついでに捕まりも抑えることが可能。
カスタムシャフトを組んで多少重くなっても、トータル280gを下回るドライバーになるでしょう。
ディアマナZF40Xとか組んだら絶対面白い、、、
データチャート
フラッシュフェースの安定性は、あらゆる重心設計のクラブでも確からしい。
軽量ドライバーとしての飛距離性能は普通ですが、ヘッドスピードは上がるので、人によっては飛距離アップも期待できるかもしれません。
総評
このドライバーが売れるとは思えませんが、軽量モデルを出すことで他社を錯乱させる効果はあるかもしれないですね。
なんか全体的に惜しい、と言った印象でした。
おススメ度
やっぱこっちじゃない?






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