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テーラーメイドM6ドライバー試打&評価|M6はM4の安定感を継承し飛距離アップして登場!

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新作M6はオートマフェーダーなドライバー

前作M4の発売からわずか1年でモデルチェンジになってしまいました。テーラーメイドの開発スピードの早さは尋常ではありませんね(笑)

 

M6ドライバーはM4で初採用のツイストフェースを継承し、さらに反発力を最大限高めるスピードインジェクションを新たに採用。

 

安定性をそのままに、さらなる飛距離を求めて開発されたのが今回試打したM6です。

 

さっそくM6ドライバーをレビューしていきましょう

 

試打データ

ヘッドスピード50.9m/s
平均キャリー280y
平均トータル302y
平均サイドスピン434rpmドロー
平均バックスピン2666rpm
平均打ち出し角0.0
平均打ち上げ角11.5
左右ブレ24y

今回試打したのは純正Sシャフト、ロフト9.0°です。

M4よりも3yの飛距離アップです。最近のクラブでわずか1年での3yアップはかなり評価できます。

 

ここまでくると1y伸ばすのも難しいです。現にTSシリーズは917から飛距離アップはしていませんし、他のメーカーも似たようなものです。

 

このデータの中でも好印象なのが打ち出し角とスピン量です。このデータは3球打ったそのままを平均したもので、1球はてんぷら気味。ですので、それを除外すると平均バックスピンが2400rpm、サイドスピンは300rpmを切るでしょう。

 

非常に丁度よい数字です。何も考えずに打って勝手にフェードが出るので、球の集まりはかなり良いです。

 

左右のそれぞれの最大ブレの幅は20yで、これもてんぷら気味のを除けば幅は10yになります。慣れてきたらかなり安定するのではないでしょうか。

 

それではM6ドライバーのより細かいところをレビューしていきたいと思います。

 

低重心化

M6ドライバーはヘッドの下部後方に46gのタングステンウェイトを配置しています。バックスピンは前作M4よりも少し増えて2500rpm付近。

M4のバックスピンが少し少なかったので、このタングステンウェイトでうまくチューニングしています。

 

それでもM6ドライバーは前作比でバックスピンが増えただけであり、他の低重心クラブと比べればそこまで球のあがりは良くありません。

 

おそらく、ある程度振れる人を想定しての設計だと思います。



低い打ち出しでフェードをコントロール

先にも述べた通り、M6ドライバーは打ち出し角が秀逸です。

 

バックスピンを増やす構造を採用しつつ、低い打ち出し角にすることで吹き上がりを防止しているのでしょう。

 

構えた時に、M6ドライバーの方がややフックフェースになるのが打ち出し角の低い一因だと私は思いました。というのも、前作のM4ではどちらかというとフェースは開きがちで打ち出しが少し高かったからです。

それにより、キャリーは出ていましたが、トータルで伸び悩むのがネックでした。対してM6ドライバーは、そのあたりも改善されているのが地味なチューニング。

 

分かる人にだけ分かればよいのでしょう(笑)

 

M6ドライバーのシャフトとヘッド

シャフト

M6ドライバーもM4ドライバー同様純正シャフトはフブキです。色はM5と同じオレンジとグレーを基調としたもので、M4レディスに似ていると思いました。

デザインはこちらもかなりかっこ悪く、それだけで純正を選ばない人も出てくるのではないでしょうか。

 

フブキなのにこの色ですから、もみじみたいに見えてしまいます(笑)

 

性能はM4の時とあまり変わっていないように感じました。トルクもSフレックスで4.6、重さは54gで中調子。

 

特によくも悪くもありません。

 

ヘッド

M6ドライバーでもスピードインジェクションによる反発係数コントロールをしてあります。打感が少し柔らかくなりましたが、M5よりは硬いです。

ヘッド重量は192.8gで、前作M4よりも2gほど軽いです。カーボンを採用しているのはM6ドライバーもM4ドライバーも同じでもこれだけ軽量化しているのはすごいですね。

 

ヘッドが軽くなれば、力の弱い人でもヘッドスピードが速くなるのでユーザーの裾野が広がるのはテーラーメイドの戦略でしょう。

 

M6ドライバーのトータル重量は299g(S)ですので、やや重くなっているみたいです。振り心地はあまり変わりません。

 

データチャート

試打した率直な感想としては、安定性がこのクラブの最大の特徴だと思います。それゆえに難易度は比較的低いですが、ヘッドスピードはそれなりに必要かと思います。

 

シャフトの選択次第では、フェードを弱めることも出来ますのでここは伸びしろです。もちろん、ヘッドスピードがそこまで速くなければ純正で十分高性能です。

 

総評

M6ドライバーはM5ドライバーと比べて打感が硬いのと飛距離が出ません。まぁ、他のメーカーも同様の傾向がみられますので、特に違和感はありませんが。

 

ただ、それにしても安定感は抜群なので扱いやすいです。M6ドライバーは前作M4の良い所はそのままに、スピードインジェクションで飛距離を少しアップしています。

 

完成度では正直M6ドライバーのほうがM5ドライバーより高いですね。

 

ヘッドのデザインはなんとも思いませんが、シャフトはとってもダサいのでデザインの評価はかなり低いです(笑)

 

性能でなんとか…

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