必ず300y飛ばせる飛距離アップメニュー
私が今でも飛距離アップを続けている秘密を公開します。シンプルで続けやすい方法論で確実に飛距離アップへ導きます。

オノフラボスペックプラスドライバー試打評価|高初速の高慣性モーメントドライバー

ドライバー試打

高慣性モーメントシリーズ

オノフには、アベレージ向けのAKA、ハードヒッターやスコアを重視するゴルファー向けのKUROの2つのモデルがメインです。それに加えて、前作で初登場のRD5900ドライバーは超高慣性モーメントモデルを展開。

これはAKAの派生モデルだったわけですが、2022年夏に登場するオノフラボスペックプラスプラスはこれの後継モデルです。コンセプトからしてかなり変更されましたので、その辺りも言及しながら解説していきたいと思います。

オノフKURO(黒)ドライバー2022年モデル試打評価|HSが上がる世界初のテクノロジーで国産最強ドライバーに名乗り!
オノフKUROドライバーを試打評価します。世界初のクロスバランステクノロジーを搭載して、ヘッド重量があってもヘッドスピードが上がる不思議なドライバーです。これまでのKUROドライバーとは一線を画す特別なドライバーになりました。
オノフAKA2022ドライバー試打評価|誰でも引き出せる”飛び”とバランスの良い仕上がり
大きな転換期 各メーカーはアマチュア向けのモデルと、アスリート向けのモデルを展開しています。特に海外メーカーはアスリート向けの製品がメインですが、国産メーカーはシニア層向けに重点を置いているように思います。 今回紹介するオノフAKA...

オノフラボスペックプラスドライバーのデザイン

ソールデザインは、後方にウェイトがある点は前作から継承しています。

そのウェイトの両端はリブのようになっていてこれはパワートレンチの一部みたいです。デザインとしてかっこいいので機能しているか否かはまぁどっちでも良いです。

クラウンはカーボンですが、塗装の仕上げは艶消しになりました。AKAはツヤありで、KUROがツヤなしなのでKUROを使っている私としては、締まって見えて好印象。

前方から見ると、昨今では逆に珍しくなりつつある超シャローバック。クラウン中央部ですら下り坂になっています。

クラウンのヒール側にLABOSPECの文字があります。

フェース形状はこのようにV字がややきつくなっています。ヘッドだけを置くとなんとなくトゥ側に傾いているように見えます。クラウンの形状自体がヒールに少し膨らんでいるのでやや驚きました。

ロフトは9.5°と10.5°の2種類が選択可能です。

試打データ

ラボスペックプラス10.5°×TATAKI60S

ヘッドスピード55.9m/s
ボールスピード78.2m/s
平均キャリー300y
平均トータル320y
平均サイドスピン148rpmドロー
平均バックスピン2815rpm
平均打ち出し角-0.6°
平均打ち上げ角15.7°
最大の高さ55y
落下角度48°
左右ブレ-13y

セッティングは、グリップ重量を7→12gにしてソールウェイトを6→3gに変更しています。スリーブはノーマルポジション。

平均初速が素晴らしいです。ロフトが立っているので初速が出やすいということはありますが、それを考慮して10.5°で試打をしているので実ロフト9.5°だとしても優秀。

バックスピン量はやや多く、2815rpmでした。これによって、初速の割には飛距離が伸びなかった印象です。サイドスピンは少ないです。最大飛距離はキャリーで302y、トータル321yです。

バックスピン量、サイドスピン量ともに安定していて突飛な数字は少ないです。

オノフラボスペックプラス10.5°(-1°ポジション)×TATAKI60S

ヘッドスピード54.8m/s
ボールスピード77.2m/s
平均キャリー306y
平均トータル329y
平均サイドスピン473rpmドロー
平均バックスピン2181rpm
平均打ち出し角0.0°
平均打ち上げ角15.4°
最大の高さ47y
落下角度43°
左右ブレ-35y

今度はさらに飛距離を出すためのセッティングを試しました。ウェイトはグリップが7→12g、ソールは6→1gです。飛距離は無事に伸びて、最大でもキャリー309yでした。バックスピン量は1°立てただけで600rpmほど減ったので低スピンエリアに突入。

赤がこのセッティングでの弾道

サイドスピンはソールウェイトの影響か、多くなりました。打ち上げ角度は微減なので滞空時間が短くならなかったために飛距離が伸びたのでしょう。

試打したフィーリング

安定性の高さは、さほど魅力的ではありません。

高慣性モーメントドライバーの多くは捕まるモデルが多いですが、ラボスペックプラスも同様。しかし、引っかけが出ます。基本的にミスショットはトゥヒットなのですが、トゥヒットの時に引っかけだけでなくすっぽ抜けも出てしまうのが残念で仕方ありません。

飛距離性能は低くもないですが、KUROが飛ぶのでラボスペックプラスにする理由は特にありません。ロフトによる低スピンは、実感しやすい反面コントロールのしにくさを誘発しているので同じくらいのスピンレベルであるKUROとは違うタイプのドライバーです。

ロフトの秘密

オノフラボスペックプラスドライバーを構えると、明らかにロフトが変です。

そう、異常に立っているんです。まぁ測れば分かるので書いておきますが、ラボスペックプラスは10.5°のヘッドで、実ロフトは9.5°しかありません。9.5°のヘッドとなるともはやドラコンでもやるんかくらいのストロングロフト。

これによって、ロフト選びは大きめにすることをお勧めします。ラボスペックプラスドライバーにも、KUROやAKAと同じ可変スリーブが搭載されましたので、ロフトは±1°調整可能です。

打感

私が最初に驚いたのは、打感の良さです。

カーボンクラウンで、しかも高慣性モーメントの大きめなヘッドでありながら、カーボンのこもり音は少ないです。

全くキンキンしているわけではないのですが、KUROのようなハリのある破裂音に近い打音だと思います。打っている時に、艶消しのクラウンと相まってKUROを打っているのかと疑うほどです。

セッティングの難

ラボスペックプラスはオノフのドライバーの中でも最も調整幅が小さいモデルといえます。それゆえに、合わない場合の処置の施しようがないのが私としては評価を下げる要因になると考えています。

そして、シャフトチョイスに関してもかなり難しいものがあると思います。今回の試打データを見て分かる通り、TATAKI60でしか計測結果を残していません。これはつまりTATAKI以外が全く良い結果にならなかったということです。

私としては、高慣性モーメントのヘッドを毛嫌いもしていませんし、苦手意識もありません。しかしラボスペックプラスドライバーは、私には到底使いこなすことができません。理由を解説していきます。

ラボスペックプラスのソールウェイト

ソールウェイトが標準で6gなのですが、これを何gにしてもお尻の重さを強く感じました。これは同じく高慣性モーメントのG425MAXにも見られる特徴です。

私としてはお尻が下がりすぎてダフる、トップするなどの許し難いミスを誘発する点を指摘したいと思います。ラボスペックプラスは低スピン傾向のあるヘッドですから、この特性を欲しいユーザーにはハードヒッターや上級者も含まれるはずです。

しかしそういう人が打てば私と同じ感触を得る人が一定数いるであろうことは容易に予想できます。

ソール形状

ラボスペックプラスはKUROと比べるとヒール側にボリュームがあります。ただ、これを他社の高慣性モーメントモデルと比べてどうかというと決して大袈裟な形状ではありません。つまり普通なんですね。

ですが、レベルに達した瞬間に開くような動きが10球に1球ほどの頻度で確認されます。この時の弾道はいわゆる“トゥヒットのすっぽ抜け”で、OBしそうな曲がりはばの右ストレートです。

この感触の恐ろしいところは、トラウマになるということです。このヒットをした後にまともな弾道を打てるビジョンが完全に絶たれ、インサイドからヘッドを入れる勇気がなくなります。

シャフトの反応の悪さ

ラボスペックプラスドライバーは、どのシャフトを付けようがほとんど弾道やミスの傾向に変化がありません。今回はラボスペックTATAKI50、60、SHINARI50、60の他に、デラマックス07D6X、5X(46インチ長尺)、オートフレックスXX(柔らかいシャフト)、アッタスKING4R短尺などを試しましたが、どのシャフトでも同じように右へのすっぽ抜けとトゥヒットの引っかけがでます

つまり、シャフトでどうにかすることができません。シャフトを変えて反応がないだけなら良いのですが、純正であるラボスペックのシャフトでうまく打てないので困ります。どんなシャフトでもヘッドのウェイトで何とか出来るKUROや、どんなシャフトにもある程度マッチしてくれるAKAと比べると微妙な仕上がりと言うしかありません。

データチャート

ドライバーの要である飛距離性能については高評価。一方で、このドライバーが本来同社の他モデルと差別化を図るであろう安定性は低評価です。

スピン量については、単純に試打データ的良さは評価しますが、安定しないのでそこでやや減点です。

タイトリストTSR2ドライバー試打評価|至高のドライバーが遂に完成か!
タイトリストTSR2ドライバーの試打評価です。フルチタンの数少ない高性能ドライバーで、タイトリストらしいミスの傾向。スコアを出すことを大前提に作られているからこそ良いドライバーに仕上がるんだと実感しました。TSR2ドライバーはここ数年でも上位に入る素晴らしい性能と仕上がりのドライバーです。
タイトリストTSR3ドライバー試打評価|前作超えとはならずとも良ドライバー
タイトリストTSR3ドライバー試打評価です。タイトリストのフラッグシップモデルであるTSR3ドライバーはコンパクトな460ccのヘッドに、可変ギミックを搭載したフルチタンヘッド。TSR2との棲み分けについても言及します。

総合評価

期待していたモデルだけにガッカリしました。高初速であること以外に絶対的な利点が少ないです。まぁKUROとAKAで盤石なラインナップなので、冒険したのだとは思いますが、結果的に打ちにくいので意味がないと思います。

安定性を損ったのは、RD5900よりも慣性モーメントが低いからではなく総合的な仕上げの問題。それが、私のセッティング術でもどうにも出来なかったことは大変悔しいですが、おすすめすることは困難です。

おススメ度1.5 out of 5 stars (1.5 / 5)

300yヒッターのギアノートインスタアカウント開設
300yヒッターのギアノートのインスタグラムアカウントを開設しました。300yヒッターのギアノートの内容を短い時間で簡単にサクサク見れるコンテンツを配信しています!
300yキャリーする短尺ドライバーの作り方
”誰でも簡単に”短尺ドライバーが作れることをコンセプトに、作成しました!2年間にわたる短尺の研究の成果から、圧倒的な安定感と飛距離性能の両立を実現できる短尺ドライバーのレシピを解説します。
カテゴリー
ドライバー試打
リキをフォローする
300yヒッターのギアノート

コメント

タイトルとURLをコピーしました