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コブラKING LTD PROドライバー試打評価レビュー|デシャンボーお気に入りの激重ヘッド

ドライバー試打
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怪力デシャンボーがかつて使っていたヘッド

現在のデシャンボーのドライバーはコブラのスピードゾーンですが、それまでは、KING LTDというヘッドを使用していました。フェアウェイウッドは未だにこのKING LTDのヘッドを使用しているらしいです。

 

コブラKING  LTDにはPROとそうでないものがありますが、おそらくロフトの違いだけだと思います。スリーブは7°から10°まで選択可能です。7.5°、8.5°、9.5°にはFというフェードポジションが存在しますのでどちらかというと、捕まるヘッドなのかなと思います。

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試打データ

ヘッドスピード53.1m/s
ボールスピード75.0m/s
平均キャリー289y
平均トータル309y
平均サイドスピン60rpmストレート
平均バックスピン2717rpm
平均打ち出し角-1.0°
平均打ち上げ角15.7°
最大の高さ51y
落下角度47°
左右ブレ-14y

最大飛距離はキャリーで297y、トータル318yです。その際のバックスピン量は、2475rpmでした。

 

平均的にバックスピン量は少なく、相当トップしても3000rpmを超えることは稀です。かなり低重心で、スピンを抑えたヘッドであることは間違いありません。

 

コブラKING LTDドライバーの方向性は、打ち出し角が左に行きやすいものの、サイドスピンは少ないストレートな弾道。G410プラスのような方向性です。もう少し打ち出し角を右に出せるシャフトを組めば、滞空時間も伸びてキャリー300yを狙えたと思います。

 

打ち上げ角度は、しっかり出ます。ボリュームゾーンは16.5°とやや高め。高打ち出し、低スピンのまさに理想的なヘッドだと感じました。SiMとそのあたりのバランスは似ているようにも思いますね。

ビジュアルで見る弾道

一球ミスショットが入っています(笑)

3球中1球のみがキャリー277y、他の二つがキャリー295yと297yです。低スピンですが打ち上げ角があるので中弾道になっています。

ヘッドの特徴

コブラKING LTDドライバーは2016年モデルのドライバーですが、ヘッドを見ると最近のドライバーに見られる特徴が満載です。

まずは、形状。ハイバック形状みたいになっています。キャロウェイのマーベリックやホンマTR20 440と同じ形状です。ですが、両者と異なるのは座りです。

ハイバック形状のヘッドはお尻が浮いている物がほとんどですが、コブラKING LTDは地面に着地しています。その状態でフェースがスクエアになるのでもしかしたらフェースの入れ方が他のハイバックとは少し違うのかもしれません。私程度の小さい脳みそでは理解不能でした。

ヘッド重量はスリーブ込みで208gとかなりの重量級。ヘッドが重いピンやテーラーと同程度です。短尺向きかもしれませんね。今回の試打ではテンセイCKプロホワイトと組み合わせたので、かったるいくらい重かったです。

フェースはこのような形状。中心部分のスコアラインは無く、スピンを減らすことやフェースを薄くする狙いがあることが分かります。打感はかなり硬く、音は金属音でした。タイトリストに近いです。

座りはよく、どのポジションに入れてもあまり違和感のない見た目をしています。

謎のギミック

コブラKING LTDドライバーにはよくわからないギミック?が搭載されています。

ソールにあるパーツが外すことが出来ます。しかし、文字通り外せるだけ。外したパーツは窓のようになっていて、真ん中はルーペのようなものが付いています。

「SPACE PORT」と書いてあります。説明書を読むと「コブラのテクノロジーを見ることが出来る」だそうで、ただ内部が見れるようになっているだけでした(笑)

中を覗くと、人工衛星のイラストが描かれています。

フェースを見ることも可能。中心部分が分厚いタイプでカップフェースではなさそう。

もう一つ驚いたのがこの部分。スリーブ側を映しています。これシースルーになっているんです。確かに、スリーブ部分が貫通しているドライバーはブリヂストンなど他にもありますが、ヘッドが閉じ切って光が入らないのでこのように見えることはありません。

他の製品と比較

この図で言えばコブラKING LTDはM5と同じ高さで線をまたいで反対側に位置します。打ち出し角度が左になるものの、けっして捕まりが良いヘッドではなく、ミスショットはだいたい右です。

カスタムの可能性

コブラKING LTDドライバーは確実にハードヒッター向けなのでカスタムで考えることが必須です。打ち上げ角度が高めなので、低弾道になりやすいシャフトもアリです。

フェードを打ちたいのであれば、クロカゲXM以右のシャフトを選ぶのがおススメ。ドローを打つならテンセイオレンジ以左のシャフトにしましょう。

その間のシャフトだとストレートも狙えると思います。

 

また、長さと重心位置ですが、バランスを気にする人はカウンターバランスのシャフトにして調整してください。45インチでD5とかになりますし、持った感じもかなり重いです。

私としては、短尺が基本設定になるかと考えています。コブラKING LTDドライバーを普通に組むなら44.5インチが標準、そこから、もっと短い方が振りやすい人は44インチくらいで調整。

 

あまり短くすると球が上がらなくなるので、短尺にする場合は中弾道以上のシャフトか、スペックを落とすなどして調整しましょう。

データチャート

飛距離性能はかなり高いです。5年前のドライバーとは言え、キャリー300yも容易に狙えるスペックでした。ちなみに、今回7°ポジションでの最大飛距離はキャリー305y、トータル334yです。

一方で、難易度はこれまで試打したどのヘッドよりも難しいと思います。正直同程度のヘッド重量であるピンやテーラーよりもはるかに重く感じます。

 

ヘッドスピード50は最低でも欲しいドライバーです。

総評

コブラKING LTD PROドライバーはかなり極端なドライバーであることは間違いないでしょう。凡人では球をあげることすら難しく、スピン過小でドロップする光景が目に浮かびます。

 

ハードヒッターで、どうしても弾道が高くなってしまう人や、ドラコンスペックを作りたい人、短尺ドライバーを使用している人にはメリットがあるでしょうが、それ以外の人にはゴミ同然です。

 

私はこういうバカみたいなクラブが大好きですが、万人受けしないのも納得です(笑)

おススメ度

古いので新品は入手困難です。アマゾンが最安値ですが、PROはなさそうでした。


今回試打したコブラKING LTD PROドライバーはこちら。

コブラKING LTDドライバーはこちら。

スリーブがたくさんあるので、間違えないように。PROはこのスリーブです。

 

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