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ブリヂストンツアーB JGR試打評価|ドローバイアスとネジで捕まえて飛ばす新JGRドライバー

ドライバー試打
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新JGRドライバーはネジ搭載

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注目のギミックは、SP-COR(サスペンションコア)と呼ばれるネジです。

 

フェースに向かって装着されたこのネジの先端にはポリマーを複合させ反発エリアを最大化しているそうですが、その原理は高校物理の偏差値68の私でもよく分かりません。

 

だからと言って何も言わないと他のレビュアーと同じになるので学力を活かして考えてみることにします。

 

イメージするのはボールと衝突した時のたわんだフェース面です。分かりやすく、半球を想像してください。

 

その半球の頂点が最大反発をしています。一番たわむところは多少たわみを抑えても飛びますから、頂点を押さえつけることで頂点が面のようになると思います。

 

それが拡大された反発エリアなのでしょう。

 

これの開発に6年かかっているらしいです。6年前に最適とされていたことが実現できたとして、海外の開発力のあるメーカーに対抗できるものなのでしょうか…

 

とりあえず、試打データから見ていきます。

 

試打データ

ヘッドスピード52.8m/s
平均キャリー264y
平均トータル280y
平均サイドスピン101rpmドロー
平均バックスピン3538rpm
平均打ち出し角-1.7
平均打ち上げ角16.7°
左右ブレ-13y

試打データを見ると、全然飛んでいないことが目立つと思います。

 

確かに、飛びませんでした。ただ、この手のドライバーを私が打つと大抵吹き上がってしまってスピン過多で伸び悩んでしまいます。

 

例えば、ファイズ、RMX220、Mグローレあたりです。所謂捕まってやさしいと宣伝されるドライバーたちです。

 

つまり、飛距離が伸び悩んだ原因はバックスピンの多さということになります。

 

一応、試打は9.5°で、センターヒットのみの平均データです。

 

少しオートマチックなドローバイアスのヘッドなのでセンターヒットすること自体は難しくありませんでしたが、吹きます(笑)

 

3球とも全て2.5°くらいのアッパーブローです。

 

前作のJGRのドライバーも打ちこなせなかったのですが、今作もそれは果たせませんでした。ただ、結構変更点がポジティブなので細かく解説していきます。

 

JGRが改善した点

一番大きな変更点はフェースの向きです。画像から分かるように、シャフトの延長線上にフェースがあるストレートな仕上がり。

 

試しに前作のJGRのドライバーと比較した画像を見てみましょうか。

 

左が2017年モデルのJGRです。シャフトから角度が付いています。2019年モデルの方が開いて見えるのはカメラアングルが悪いからです(笑)

 

さらに、ヘッドサイズも少し変更されていました。今作のJGRの方が少しだけ長くなりましたね。

 

ただ、比べないと気付かないくらいなのでRMX220のような違和感はありませんでした。

 

見た目

デザインはまぁ言及しないでおきます(笑)

ん?

 

これがネジですね。汚れがたまりそうだなぁなんて思ったり思っていなかったり。

 

JGRは捕まり重視のドライバーですのでウェイトの位置はヒール側のみです。重さは10gですが、捕まりを抑えたいなら軽いウェイトにすれば良いです。

 

グリップはバックラインなしでイメージカラーの黄色の挿し色です。

 

もはやこのJGRのフェースでも最近のドライバーの中ではディープに見えてしまいますね。

 

ビジュアルで見る弾道

明らかに打ち出しで弾道にへこみがあるのが分かりますね。

 

これが飛距離が伸び悩んだ原因です。ただ、何度も言いますが私に合っていないのでこうなってます。カスタムするかウェイト変更で打てるようになる可能性は感じました。

 

試打データを見ても分かりますが、そこまで左に飛んでいません。

 

サイドスピンもほとんど弱いドローですし、打ち出しも2°以下なのでドローバイアスは前作よりもかなり弱まった気がします。

 

試打しないと分からないこと

この記事を読んでいる方にも是非試打には行って頂きたいのですが、そこで個人差が出る部分が何点かあると思います。

打感

まず私が感じたのは、打感の良さでした。

 

今作のJGRはネジを埋め込んでいるので「もしかしたら打感が悪くなるのではないか」と思っていました。

 

しかし、そんな心配とは裏腹に気持ちの良い打感で感心しました。

 

方向性

次は、捕まり具合です。

 

正直これが最も意見が分かれると思います。2019年モデルのJGRは一般的にはかなり捕まるヘッド軌道を見せると思いますので、私のようにつかまりが抑えてあると感じる人は少ないかもしれません。

 

ただ、高さに関してはおそらくほとんどの人が高めになると感じました。

 

軌道を撮影するソフトで見ても、フェースが上を向くのが確認できましたし、振っていても感じます。

 

シャフト

純正のノーマルシャフト(TOUR AD for JGR TG2-5)は前作と変わっていないと思います。

 

AiR Speederの方も大きく変更はなかったと感じました。どちらのシャフトもトルク多めのグニャグニャシャフトですから、ヘッドスピード40を超えると扱いにくいと思います。

 

ですから、カスタムシャフトを積極的に考えてみてほしいと思います。

 

試打クラブは50g台のカスタムも通常在庫してますので、試打してみることをおススメします。

 

データチャート

飛距離は厳しめに5点の低評価となりました。

 

安定性はかなり評価していて、今作のトピックとも言えそうな安定感でした。サイドスピンの少なさもそうですし、打ち出し角が小さいのもその要因です。

 

スピン量は、賛否あると思いますがサイドスピンが少なかったことを評価しました。バックスピンは少なければ良いものではありませんので、打つ人のスイングレベル次第でしょう。

 

総評

総じて易しいドライバーだと思います。

 

日本人の7割がスライサーであり、そこに明確にターゲットを絞っているモデルです。

 

フックする人はまず合わないので試打する必要すらないと思います。

 

今作のJGRは前作ほどの捕まりはありませんが、それでもスライスは打てませんので世のスライサーの救世主になるかも?

 

おススメ度

 

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