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フォーティーンゲロンディDX-001ドライバー(LT)試打評価|超軽量ヘッド×長尺のドラコンモデル

ドライバー試打
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長い歴史を持つ長尺モデル

フォーティーンと言えば、ウェッジやアイアンのイメージが強いブランドですが、実はドライバーも長く作っています。今回特集するゲロンディシリーズは長尺設計になっていて、ヘッドスピードを上げてより飛距離を伸ばそうというモデル。

2021年に登場した最新モデルはHTとLTという二つのロフトのモデルが通常販売されます。LDという5°のモデルもR&Aのリストには登録されていますが、一般向けの販売は無し。

この記事ではゲロンディDX-001ドライバーLTを試打計測しましたので、評価してみたいと思います。

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ゲロンディDX-001ドライバーのデザイン

ヘッド形状は比較的シンプルで、なんの構造もありません。

フェース裏側にはシルバーのプレートが埋め込まれていて、やや浅重心を狙っているようにも見えます。ロフトの表記はなくLTが7°、HTが10.5°を意味します。

標準では9gのウェイトが装着されています。一応、メーカー公式オンラインショップで1gから購入可能で、1個550円と安価なので良心的ですね。

フォーティーン公式オンラインストア シャフト/パーツ
「すべてのゴルファーにベストな14本を。」それがFOURTEENのクラブ創りへの思いです。

シャローバック気味になっているのもゲロンディDX-001ドライバーの特徴ですね。

フェースはセンターのみスコアラインがプリントされています。これはできる限り薄くして反発係数の向上を狙ったドライバーに見られる特徴ですね。

ヘッドの形状は上下対象で癖はありませんが、カラーリングがコブラのラッドスピードにそっくりなのが気になります。投影面積自体はそこまで大きくもありませんが、長尺で構えて小さくも見えないという絶妙なもの。

試打データ

ヘッドスピード56.8m/s
ボールスピード78.2m/s
平均キャリー310y
平均トータル332y
平均サイドスピン77rpmドロー
平均バックスピン2413rpm
平均打ち出し角-7.1°
平均打ち上げ角15.6°
最大の高さ51y
落下角度45°
左右ブレ-48y

さすがは長尺。振らされるという表現の方が正しいような気がしますが、ヘッドスピードは上がります。ただ、安定感は高く、ヘッドスピードのズレは0.3m/sしかありません。

最大飛距離はキャリー321yで、トータルは348y。この日は背筋のトレーニングの翌日で全く振れていませんのでこの数値ならまずまず良さそうです。

方向としては、左ですが、引っ掛けるようなことはありませんでした。打ち出しが左なのは私のせいなので許してください。

ゲロンディDX-001の純正シャフトは4種類あって、今回私が買ったのは50g台の46.75インチ(短い方)のシャフトのものです。他にも40g台のモデルもあるので、いつか試打したいですね。

ゲロンディDX-001ドライバーの良さ

ゲロンディDX-001ドライバーの良さはやはりヘッドの軽さに尽きると思います。

ヘッド重量は驚異の180g。私の持っている個体は標準の9gのウェイトを入れた状態で179.3gでした。これに1gのウェイトを入れるとしたら、8g軽くなるので172gということになります。

一般的なドライバーのヘッド重量は190g〜200gなのでいかに軽いかがわかると思います。しかもシャフトの先端に装着されるパーツが15〜30g軽いとなるとその差は歴然。

数人に打ってもらいましたが、全員一球目で「ヘッドが軽い」ということに気づきます。軽量ヘッドと言えばタイトリストTSi1ドライバーなどもありますが、ゲロンディDX-001ドライバーは長尺前提であるという点、LTとHTでヘッド体積すら違う専用設計であるという点から、かなり割り切って作られているため完成度が高いです。

LTとHTの違い

ゲロンディDX-001ドライバーはロフトごとにLT(7°)とHT(10.5°)という名前が付いています。

LTは浅重心で重心もやや高い(=スピンがある程度入る)ような設計。実はヘッド体積もLTは450ccと小さめです。それにしてもここまで公表しているのは素晴らしい試みですね。

誰が使うべきか

ゲロンディDX-001ドライバーは、軽量ヘッドに長尺という組み合わせでいかにもドラコン仕様なわけですが、このドライバーを使ってメリットがある人は誰なのでしょうか。

私はドラコン用に購入したわけですが、一般プレーヤーがメリットを感じるとは考えにくいと思います。理由は単純で、決して打ちやすいドライバーではないから。

これまで数多くの長尺ドライバーを打ってきた私としては“長尺としてはかなり打ちやすい”のですが、長尺がそもそも打ちにくいので、その中で打ち易くても大抵のゴルファーにはメリットがありません

そして、飛距離的には通常尺のオノフKUROの方が飛んでいましたし、安定感は長さなりにばらけます。

データチャート

ゲロンディDX-001ドライバーは、コンセプト勝ちという評価が適切だと思います。

どういうことかというと、ゲロンディDX-001ドライバーが唯一無二でライバルがいないということです。ここまで軽量なヘッドはありませんし、それでいて7°のロフト、それに対する適度なスピン量などよくまとまっています。

もっと改善点はあるけど、買わない理由にはならないということですね。

総合評価

可変スリーブの販売をしないというのが非常に残念ではありますが、まぁ純正シャフトで十分な気がするのでそこで評価は下げないでおきます。

ゲロンディDX-001ドライバーなら総重量280g前後の長尺が作れますから、非常に価値が高いと評価しています。私の体とスイングが仕上がればデータでキャリー350yを見込めるドライバーだと確信しています。

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