G410プラスを試打データ付き評価|カタログに載っていない魅力満載のドライバー

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超低スピンになったG410プラスドライバー

実は、一か月前にこのG410プラスドライバーを打ったのでだいたい知っていました。今回の試打レビューではピンツアー173-65(S)をチョイス。

 

試打クラブの入荷日に試打しにいったので残念ながら10.5°のヘッドしかありませんでした。ですから、そのつもりでデータを見てください。

 

一応、G410プラスドライバーはG400スタンダードの後継モデルだそうです。ですから、この記事で出てくる「前作」はG400スタンダードだと思ってください。

 

早速試打データからレビューしていきましょう。

 

試打データ

ピンツアー173-65(S)

ヘッドスピード52.2m/s
平均キャリー274y
平均トータル294y
平均サイドスピン79rpmドロー
平均バックスピン2890rpm
平均打ち出し角-4.8
平均打ち上げ角13.7
左右ブレ-28y

 

G410プラスドライバーのコンセプトは前作同様「ブレないこと」。正直前作でもすでに完成度が高かったので、今回の試打計測データは驚愕でした。

特筆すべきはサイドスピンの少なさです。平均値が79rpmのドローなのですが、最大値100、最小値41ですから、その安定感は気持ち悪いです(笑)

 

しかも、ドローのみがでるのでボールの方向性も良いです。飛距離はもっと欲しい所ですが、それは下のデータを見てからもう一度考えてみましょう。

 

最大飛距離はキャリー276y、トータル297yでした。

 

テンセイCKプロオレンジ

ヘッドスピード51.1m/s
平均キャリー291y
平均トータル315y
平均サイドスピン646rpmドロー
平均バックスピン2062rpm
平均打ち出し角-1.0
平均打ち上げ角13.8
左右ブレ-50y

こちらが一か月前のテンセイCKプロオレンジの試打データです。テンセイはミツビシケミカルのアメリカ向けシャフトで、このモデルから選択可能になったそうなので打ってみました。

デザインはあまりかっこよくないです(笑)

 

このヘッドスピードが出ながらバックスピンはずっと一定で低い値を示します。ちなみに最大が2066、最小が2058です。正直気持ち悪すぎて笑ってしまいます。

 

よって、飛距離はかなり出ます。

 

最大飛距離はキャリー293y、トータル317yでした。TS3と同じくらいの飛距離性能といったところだと思います。

 

ちなみに試打クラブ解禁前の試打レビューはこちらのメルマガのみ配信しています。



総合して考えてみる

G410プラスドライバーは純正カスタムであるピンツアー173-65(S)では恐ろしいほどにサイドスピンが揃い、テンセイCKプロオレンジでは恐ろしいほどにバックスピンが揃いました。

 

つまり、G410プラスドライバーのヘッドは非常にニュートラル且つシャフトへの反応が良いということになるでしょう。シャフトによってまるで別のドライバーのように弾道が変わるのはとても不思議です。

 

ウェイトギミック

G410プラスドライバーのヘッドにはウェイトギミックが採用されました。これが前作との大きな違いであり今作のトピックです。

 

今回試打したのはこの標準ポジション。真後ろにウェイトが配置され芯を外さない人ならかなり飛距離が期待できそうです。

 

ドローにしたい場合はこちらのヒール側のポジションにウェイトを付け替えて、

フェードにしたい場合はこちらのトゥ側にウェイトを付け替えれるというものです。テーラーメイドのように移動させるのではなく付け替えにしているのはやはり効果を実感させるためでしょう。

 

G410SFTドライバーでも言及しましたが、ピンはやや極端に変化するようにパーツを作っています。G410プラスドライバーのウェイトギミックも効果を実感できるくらいにしてあります。

 

重さはボルトを含めて15gほどでした。見た目のわりに重いですね。ちなみに、エピックフラッシュスターとサブゼロのペリメーターウェイトが12g、ノーマルが16g、M5は10gが二つです。

 

ヘッド後方にあるウェイトはそこまで重くしなくても効果を発揮するようですね。

 

可変スリーブ

G410プラスドライバーおよびG410SFTドライバーの可変スリーブはG400シリーズとの互換性はありません。

 

スリーブを変えてきたということはそれなりの変化があるということです。今回のトピックは「裏挿しフラット」です。

 

G400までのスリーブでは±0.6°、±1°の調整のみでした。

私のG400LSTドライバー用のスリーブです。



ここからはカタログに詳しく載っていません

それがG410シリーズでは±1.0°、±1.5°に加え、標準ポジションの真裏にライ角が3°フラットになるポジションを設定しました。しかも、ライ角3°フラットでロフトが±1.0°選択可能なんです!!

上の画像の右が標準ライ角のロフト+1°で、左がライ角3°フラットのロフト+1°。

 

これはかなり考えられていますね。ピンの方も「ライ角なんて1°変えたくらいではほとんど感じない」と仰っていたのですがこれには私も同感です。

 

現に、この可変スリーブをカチャカチャすると打ち出しが改善するので感動しました。おそらく、フラットセッティングがあるからG410プラスドライバーも捕まりが良くしてあるのではないかと勝手に深読みしています。

 

なぜピンはカタログにでかでかと書かないのか不思議なくらいです。

 

シャフト

純正はALTA JCB REDで硬さはRからXまで5g刻みで選択可能です。

フレックスRSRSX
重量45g50g55g60g
トルク5.95.24.74.4
キックポイント先中
総重量293g298g303g308g

 

純正カスタムのピンツアー173-65はALTAからつながる形のきれいなフローです。価格は、純正、純正カスタムも全て同じです。

フレックスRSX
重量57g61g66g
トルク4.33.43.2
キックポイント中元手元
総重量305g309g314g

 

同じくピンツアー173-75。

フレックスRSX
重量68g75g80g
トルク3.32.92.8
キックポイント中元手元
総重量316g323g328g

 

Sフレックスでなんとトルク2.9です。しかも総重量も思ったより重くないので案外振りやすそうだと思いました。G410プラスドライバーはヘッド重量196gとG410SFTよりも2g重いです。ですから、G410SFTなら2g少しずつ軽い総重量になります。

 

ちなみに、実際に試打するとピンツアー173-75の方がヒットした後に振動する感触があり、柔らかいように思いました。

 

そこで、ピンの営業さんに問い合わせてみたところ、ピンツアー173-65の方がピンツアー173-75より振動数が少なく硬いらしいです。トルクはあくまでねじれの値なので参考までに。

 

見ての通り、ほとんどのスペックを取り揃えています。下にカスタムもまとめてみました。ヘッドはG410プラスドライバーです。

ジアッタス

シャフトジアッタス
フレックス5S6S
重量54g63g
トルク5.63.6
キックポイント
総重量302g311g

 

スピーダーエボリューションⅤ

シャフトスピーダーEvoⅤ
フレックス569S661S
重量59.5g66g
トルク4.53.7
キックポイント先中先中
総重量307.5g314g

 

テンセイCKプロオレンジ

シャフトテンセイCKプロオレンジ
フレックス60S70S
重量64g72g
トルク3.52.9
キックポイント手元手元
総重量312g324g

 

かなりハイスペックに対応

今回はハイスペックな二種類のシャフトを試打してみました。実際は純正のアルタがあるのでさらに重量を下げて易しくすることが出来ますが、ピンツアー173-65(S)の方は特に難しいと感じませんでした。

 

G400LSTドライバーにつけると全然ボールは上がらないし、捕まらないので打つのが大変というイメージがあったのですが、G410プラスドライバーにつけてみるとそんなことはありませんでした。

 

むしろ、しっくり来ていてRフレックスなんかもっとおもしろいのではないかとニヤニヤしています(笑)

 

ヘッド自体は弾道をどの程度コントロールしているのかは不明です。そのくらいシャフトで変化するので。ちなみに重量は196gでした。

 

こちらもTS3とだいたい同じですね。このスペックだとG410プラスドライバーは前作のLSTを取り込んだような仕上がりと感じざるを得ません。

 

反発係数

ゴルフポータルサイトのゴルフダイジェストオンラインが反発係数をR&Aと同じ測定企画で、抜き打ちテストをした記事があったのでリンクを張っておきます。

 

この記事ではランキング外のドライバーは載っていませんが、G410のSFTが4位にランクインしています。

 

上限が257μsなので240μsを超えていると優秀なようです。私の試打レビューでも飛距離上位にあるドライバーのランキングが高いことが分かります。

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スイートとオフスイートの話

G410プラス、SFTともに打感はあまりよくありません。

 

伝わるか分かりませんが、G30に似ているような気がします。芯をとらえた時も外した時もそこまで気持ち良い打感ではありませんし、音も硬いです。

 

G410プラスドライバーの左右の安定感を語るうえで、Mシリーズのツイストフェースと比べる必要があると思います。安定性は両者互角で、打感はM5やM6方がだいぶ良いです。

 

ただ、オフスイートエリア(芯を外した時)で決定的な違いがあります。

 

ツイストフェースは、オフスイートでも打感は変わらず飛距離が落ちます。一方でG410プラスでは打感が悪化して飛距離はあまり変わりません。特にテンセイの時はほとんど飛距離は変わりませんでした。

 

ですから、縦のばらつきにも強いということです。まぁ、ドライバーにおいて縦の安定性が必要だとは思いませんが(笑)



データチャート

飛距離はシャフト次第なので今回は厳しめの評価にしておきました。ただ、安定性はサイドスピン、バックスピンともに言えるので間違いなく満点の評価を与えてよいと思います。

 

一方で、易しさは前作に比べてやや悪化したように思います。G410プラスドライバーの位置づけはG400LSTとG400スタンダードの中間くらいだと思ってください。

 

そして、価格も高評価。実は、テンセイCKプロオレンジだけ定価9万720円で高いです(笑)

 

ノーマルだと75000円ほど。尚、今回試打したピンツアーもこの価格なのが高評価につながっています。

 

総評

ギミックの有用性と、シャフトによって変幻自在にセッティングできる面白さは他のどのメーカーのどのクラブにもない魅力です。

 

カーボンクラウンを使用せず、テクノロジーは少し古いと感じますがそれでも他社と競合できる戦闘力を持っている不思議なクラブです。開発期間が最も長いメーカーですので次作はさすがにカーボンクラウンになるでしょう。それまでに他のメーカーがどれだけG410に差をつけられるかが楽しみです。

 

純正シャフトはフレックス違いで11本がきれいなフローになっています。すべてのユーザーが純正ないし純正カスタムで対応できるものと思います。G410プラスドライバーはぜひ試打して頂きたいドライバーです。

 

おススメ度

 

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