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エピックフラッシュサブゼロ試打&評価|最大飛距離331yの新作エピックを徹底レビュー

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エピックフラッシュの上位グレード

近年のキャロウェイは上級者向けのグレードにサブゼロという名前を付けます。これは少し前まではプロ、と言っていただけなので昔から存在します。

 

そんなサブゼロは他の二つに比べて、5gほど重いヘッドを装着し、よりハードヒッターに対応できるようにしているものと思われます。

 

総重量310gと重量級ながら、シャフトはトルク5.9で53gの中調子。見た目はツアーADのシャフトではあるものの、かなりロースペックで面白いです。

 

これが何を意味しているのかなどを深読みしながらレビューしていきたいと思います。

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試打データ

ヘッドスピード54.6m/s
平均キャリー297y
平均トータル321y
平均サイドスピン130rpmドロー
平均バックスピン2206rpm
平均打ち出し角0.2
平均打ち上げ角15.1
左右ブレ-9y

310gもあるにも関わらず、平均ヘッドスピードはなんと54.6m/s。

 

やはり、トルク5.9のシャフトがかなり良い味を出しているのだと感じました。普通、この重量だと、良くても51ほどしか出ません。しかし、しなり戻りの加速によって、サブゼロはかなり高いヘッドスピードを実現しています。

 

そして、ヘッドスピードが速ければ、当然飛距離も伸びます。平均キャリーが297yでトータルは321yですから、ホンマのTW747 460と似たような飛距離性能に見えます。

 

実際は、こちらの方が最大飛距離が出ています。最大キャリーが304y、トータル331y。ホンマと違い、こちらは弱いドローです。

 

よって、バックスピンが少なく出やすいものの、打ち上げ角は15.1°と十分ですからこれだけの飛距離になるのだと考えられます。

 

エピックフラッシュサブゼロのここが良い!

打感

新作のエピックフラッシュシリーズで、このサブゼロが一番打感が良かったです。手に伝わる振動は心地よく柔らかいです。

サブゼロはエピックフラッシュシリーズの中で一番コンパクトなヘッドですが、それでも結構大きいです。大きいヘッドは嫌いですが、なんとなくこれは違和感なく構えることが出来ます。

 

正直、音はまだまだ納得できるものではありませんが、実際のコースで打ってないのでそこは不明のままです。

 

操作性

操作性の高さも魅力的だと思います。ヘッド自体がかなり重たくしてありますが、シャフトはしなのでバランスがうまくとれていると感じました。

 

ただ、この柔らかさをコントロールできるのは相当ドライバーが得意か上級者くらいでしょう。ですので、もっと簡単にボールを集めたいなら、カスタムを組むことをおススメします。

 

反発係数

GDOの抜き打ちテストで、反発係数を計測した記事があったのでリンクを張っておきます。

 

エピックフラッシュサブゼロがM6と並んで1位になっています。そりゃ飛ぶだろうなという高い数字ですね。誤差に対するマージンがあってここまで反発係数を上げているのはすごいです。

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カスタムの際の注意点

一つ注意してほしいのがシャフトの重量です。もともと53gのシャフトが入っていて総重量310gですから、60g台のシャフトを入れると320g近くなります。

 

そこまで行くとおそらく飛距離が落ちる上に、振りきれなくなる可能性がかなり高いです。ですから、50g台のシャフトで組むべきだと感じました。

 

最近では50g台でも様々な硬さやバランスのシャフトが各メーカーから出ていますので、選択肢は多いです。練習場で行われる試打会などでは50g台のシャフトは一通り打てると思いますから是非そちらを活用してください。

 

もちろん、出来るだけカスタムは組まない方がサブゼロの良さが出ると思います。

ヘッド重量は194gでした。TS2やM6と同じですね。

 

カスタム例

Tour-AD VR6S

ヘッドスピード53.2m/s
平均キャリー297y
平均トータル322y
平均サイドスピン124rpmドロー
平均バックスピン2075rpm
平均打ち出し角-0.2
平均打ち上げ角13.1
左右ブレ-10y

まずは、私があまり好きでないVRの試打データから。

結果としては、試打した中で最も良かったです。キャリーの平均値はノーマルシャフトと同じで、最大飛距離はキャリーで301y、トータル327y。

 

ノーマルと比較して8gほど重くなっていることを考えたら非常に優秀です。エピックフラッシュサブゼロはフェースで飛ばしているので、シャフトを変えても回転数などは大きく変化しませんでした。

 

 

VRはシャフトのしなり戻りが遅めで、打ち出し角をコントロールできるのでドローを打つことが出来ます。

 

ブレ幅はほとんど0に近いです。左に14yから5yの幅9yに収まっています。エピックフラッシュサブゼロのノーマルシャフトもツアーADなので相性は悪くなさそうです。

 

スピーダーエボリューションⅣ

ヘッドスピード52.8m/s
平均キャリー289y
平均トータル317y
平均サイドスピン205rpmフェード
平均バックスピン1966rpm
平均打ち出し角-2.0
平均打ち上げ角12.6
左右ブレ2y

次によかったのは黒いスピーダーのエボリューションⅣです。

 

 

飛距離はVRほどではありませんでしたが、それでも最大飛距離でキャリー297yと圧巻のデータに。VRに比べると、弾道が少し低くバックスピンも少なめです。

 

全てフェードで、打ち出しは左に集まりました。

 

ブレは左5yから右9yの14yの幅に収まり、ほとんど曲がらないでしょう。まぁ、エボⅣの試打レビューをした時に、癖がなく曲がり幅が小さいのは分かっていたので「やはり」という感じです。

 

エピックフラッシュサブゼロが持っているフェースの反発係数の高さと、エボⅣの特性は間違いなくマッチしています。

 

たぶん…

実は、何種類かのシャフトを試してみたのですが、この二つのシャフトが抜群にマッチしました。

 

共通点は「中調子」であることです。

 

純正が中調子であることや、ヘッドが決して返りやすくはないので中元調子や元調子はやりすぎだと思います。

 

もちろん、念入りに試打、フィッティングすればこの辺りもうまく作ることが出来ます。例えば、ペリメーターウェイトの重量を変更したり、位置を変えたり、可変スリーブを調整したりです。

 

エピックフラッシュサブゼロならフェードでもドローでもシャフト次第で打ち分けられると思います。

 

ダブルダイヤモンド&トリプルダイヤモンド

エピックフラッシュサブゼロドライバーには、A~Dまで合計4種類のヘッドが用意されています。

 

基本的にはツアー支給品で、このダブルダイヤモンドとトリプルダイヤモンドがキャロウェイエクスクルーシブで数量限定で購入可能になりました。

 

2019年7月現時点で、ダブルダイヤモンドは売り切れています。

ダブルダイヤモンド

エピックフラッシュサブゼロのダブルダイヤモンドはディープフェースです。

 

かなりフェースが広く見えました。

 

特徴は、弾道の高さです。正直、これがサブゼロなのか疑問に思うくらい高弾道。

バックスピン量が3000rpmを超えます。

 

多分女子プロとかに受けそうなヘッドだと感じました。

 

トリプルダイヤモンド

450㏄のヘッドですが、洋梨型なので小さくは見えません。

 

そして、ソール形状に特徴があります。ソールの両端を削ることでフェースがV字になるような形状にしてあります。

 

重心を浅くして強い球を狙っているのでしょう。

トラックマンでの試打データはこのような感じになりました。

 

キャリーで280yくらい。トラックマンなのでこんなもんでしょう。

 

データチャート

飛距離性能は迷わず10点の最高評価をあげられると思います。また、スピン性能はエピックフラッシュ(無印)よりもバランスが良いです。

 

一方で、難易度がやや高いので安定させるのには少しコツが要りそうです。ただ、手懐けてしまえばかなり強力な武器になることは間違いありません。

 

総評

試打して思ったことは、まず、飛距離性能がかなり高いことです。そして、打感も悪くないので私的には納得のいくドライバーだと思います。

 

そして、この純正シャフトが非常に意味ありげで興味深いです。私の中では、ヘッドを重くするための調整だと結論付けていますが本当のところは分かりません。

 

デザインに関しては、まずまず。他の二つよりやや小ぶり(だと思う)で、丸っこいです。所謂ビッグバーサシリーズのデザインを継承していると感じました。

 

また、可変ウェイトと可変スリーブが両方ついているので、調整の幅はかなりあると思います。試打する際は、そのあたりも検証しながら行うことをおススメします。

 

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