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エピックフラッシュ試打データ付き評価|平均キャリー300y超えのエピックフラッシュドライバー

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爆飛び注意のエピックフラッシュ

新しくなったエピックシリーズのエピックフラッシュ。その真ん中のモデルがエピックフラッシュ(以下「エピックフラッシュ(無印)」)です。

 

松山英樹選手が使用しているらしく話題になっていますね。

 

エピックフラッシュ(無印)は総重量303gで可変式スリーブとウェイト調整ギミックがついたモデルです。私の持論ではキャロウェイは真ん中のモデルが比較的好印象なのでエピックフラッシュ(無印)はどうなのか、早速レビューしていきたいと思います。

試打データ(閲覧注意)

ヘッドスピード54.3m/s
平均キャリー308y
平均トータル337y
平均サイドスピン190rpmドロー
平均バックスピン1811rpm
平均打ち出し角0.9
平均打ち上げ角13.3
左右ブレ-9y

なんとも信じがたい結果になってしまいました。

 

平均キャリーがまさかの308y、トータル337yとは大変驚きました。試打していたら人が集まってきてしまったほどです(笑)

 

しかも、このデータ3球試打したそのままの試打データなんです。つまり、安定しているということです。

 

今までで最高の飛距離はホンマのキャリー300y、トータル326yでしたが、このエピックフラッシュ(無印)は最高飛距離がキャリーで309y、トータル340yです。

 

キャリーだけで10y近く差をつけてしまっているので、圧倒的に飛んでいることが分かるかと思います。では、この要因を詳しく解説していきます。

 

エピックフラッシュの飛距離のわけ

ヘッドスピード

まず、ヘッドスピードです。エピックフラッシュは総重量303gながら高いヘッドスピードを出しています。例えば、PRGR RSなどは同じ重量帯ですが平均52.5m/sでした。

 

RSもかなり良い数字だったのですが、エピックフラッシュ(無印)はそれより2m/s近く速い訳です。

 

どういうことなのかを考察してみます。考えられる可能性としては、シャフトとの相性です。シャフトは、しなり戻りによって加速し、インパクトに入ります。

しなり戻りが早すぎると大きく左に飛んでいくか、ヒットポイントがずれます。ただ、ヘッドスピードは上がります。私がクラブに合わせたことは否定しませんが、少なくともタイミングがとれるギリギリの硬さだったのだと思います。

 

初速(ボールスピード)

次に初速です。試打データには書いていませんが、平均初速は75.8m/sでした。自分史上過去最高の数字です。

 

キャロウェイのホームページを見ると初速のこといついてたくさん書いてあります。要約すると、

 

AIによる何万回もの改良によって最適なフェース形状を生み出し、初速を最大化。ヘッドにはカーボンを採用し、総重量を抑えながら慣性モーメントを高くすることで飛距離を伸ばす

 

ということみたいです。

 

実は、フェースは左右非対称で人間が思いつかないような形をしています。これもかなり効いているのでしょう。

 

スピン量

最後の要素はスピン量です。

 

スピン量はかなり低い値が出ています。サイドスピンは全てドローで163~210rpm、バックスピンは1663~1938rpm。バックスピンはもう少しあっても良いかなと思いました。

 

今回試打したのは9.0°なので10.5°にするのもアリですし、可変スリーブを調整しても改善できると思います。ここは伸びしろということでとっておきましょう。

 

ただ、この数字でキャリー300超えなので結果としては間違いないとも思います。打ち上げ角が適切で初速が出ているので滞空時間が長くなっているのでしょう。

 

改めてみると、サイドスピン量の少なさは驚愕ですね(笑)

 

打感

エピックというと前作では硬い打感とややこもるような音が特徴的で、好みが分かれる部分でもありました。

なんか上ばかり当たっていますね(笑)←店員さんのだと信じたい。

 

今作のエピックフラッシュ(無印)の打感は、試打した感じ、そこまで良くはありませんし、音も気持ちよくはないです。感触はスターよりは柔らかいですが、他のメーカーだともっと良いものはいくらでもあります。

 

唯一、ここがエピックフラッシュ(無印)の難点だと思います。私はここにかなりこだわりがあるので、やや評価が低いですが、あくまで個人差があるので実際に試打することをおススメします。

 

カスタムの注意点

まずはスリーブ

エピックフラッシュの可変スリーブは前作のエピックサブゼロ用のスリーブと互換性があるようです。店舗においてあるエピックサブゼロ用のシャフトで実験したところ、装着できました。詳しくはもう少し下に書いています。

 

ローグ、XRとも互換性があります。

左から、XR、エピックサブゼロ、エピックフラッシュです。

 

シャフトの種類

エピックフラッシュ(無印)の純正シャフトはトルクが高めです。それゆえに高いヘッドスピードを実現したとも言えます。

 

その特性を最大限活かしたいなら、カスタムを組まないのがベストです。ただ、それでもカスタムを組みたい人はいると思うので少しアドバイスをしたいと思います。

 

まずはやはり硬さです。低くてもトルクは4.5前後にするのがおススメです。そうなると60g台のシャフトは選択しから外れます。

 

具体的なシャフトとしてはディアマナシリーズの50g台、ジアッタスの50g台、ツアーADシリーズの50g台などです。

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ただし、エピックフラッシュ(無印)のこういったカスタムは発売前日にパーツが不足したためキャロウェイが予定を変更しなければ組むことはできません。このエピックフラッシュ(無印)だけは限定だからです。

 

店舗にいっても上記のようなカスタムは組めないと断られます

 

方法は、諦めてエピックフラッシュサブゼロのヘッドにするか、店舗においてある在庫品エピックフラッシュ(無印)のヘッドだけを使う、USモデルのヘッドを手に入れることの3つです。

 

ヘッド重量がサブゼロのほうが重いのでハードヒッターでなければこれはおススメしません。

 

エピックフラッシュ(無印)のUSモデルはおそらく在庫がなくなりにくいので結構おススメです。しかも値段が安いのでヘッド単体を買うと思えばよいのです。

 

ヘッドが手に入ったら、シャフトを注文する必要があります。ネットだとエピック用のスリーブを装着したシャフト単体で打っています。相場は2~3万円ほどです。

 

他にも、古いモデルなら中古ショップでシャフト単体で入手可能です。ただ、本物かどうかはどちらも保証できません。ネットなら「正規品」と書いてあったり、中古ならホログラムが貼ってあるのでそこである程度分かります。

 

ちなみに、キャロウェイはカラーカスタムが出来ます。私の知り合いもローグをブラックアウト仕様にしていて、なかなかかっこよかったです。

 

ただ、キャロウェイ自身は単品販売をしないので保証されません。ここだけは知っておいてください。

 

例えばこんな感じで購入することが出来ます。このティーオリーブというショップはあらゆるメーカーのスリーブを取り揃えていて、生産中のモデルならほぼ手に入ります。

 

 

しかも、定価より安いのでおススメです。ただ、スリーブはどれも正規品ではなくUS仕様や模倣品です。普通に使えますが、仮に問題があっても保証されませんのでご注意ください。

メーカーの見解

メーカーに問い合わせてみました。

 

質問内容は一点。

・エピックフラッシュとエピックサブゼロのスリーブに互換性はあるのか

 

回答がこちらでした。

やはり、エピックフラッシュは前作エピックサブゼロと今回のエピックフラッシュには互換性があるようです。ご丁寧にウッドのスリーブまで教えてくださいました。

 

ヘッド重量

エピックフラッシュ(無印)のヘッド重量は192g。M6よりも3g軽い結果となりました。同じキャロウェイだとローグとローグサブゼロはともに190gなのでそれより少し重いことになります。

 

ちなみに、エピックフラッシュサブゼロは194gでした。

 

ペリメーターウェイト

実は、エピックフラッシュのドライバーについているウェイトはモデルによって重さが違います。

 

エピックフラッシュ(無印)には一番重い16g、エピックフラッシュスターとエピックフラッシュサブゼロは12gです。

 

つまり、エピックフラッシュ(無印)はこれ以上重くすることは出来ません。一方で、ヘッド重量がもともと重いエピックフラッシュサブゼロはさらに4g増加させることが可能です。

 

逆に、ハードヒッターの方なんかはエピックフラッシュ(無印)に軽いウェイトを付けて、重いシャフトを装着してバランスを出してみても面白いかもしれません。

 

飛距離は落ちると思いますが、安定性を向上できるでしょう。無論、エピックフラッシュサブゼロの方が向いていますが。

 

一番重いペリメーターウェイトが付いているということは、移動させたときの効果も一番大きいです。

 

ちなみに、先にご紹介したエピックフラッシュのUSモデルは16gのペリメーターウェイトが装着されています。エピックフラッシュサブゼロのUSモデルも日本仕様同様に12gのペリメーターウェイトです。

 

データチャート

当然、飛距離とスピン量は満点ですが、安定性も間違いなく満点評価してよいでしょう。というのも、サイドスピンが一方向に集まっていますし、かなり低い値を推移していますから。

 

それにより、難易度も下がります。エピックフラッシュ(無印)は総重量303gでトルク5.6ですから、かなりのユーザーが適応ゾーンに入ると予想されます。

 

ですから、なにも私だけが良い結果を出せるのではなく多くの人がこの恩恵を享受できるものと思います。

 

総評

レビューした中で一番の飛距離性能だったホンマのTW747 455は重量も317gと重く、スイートエリアも決して広くはありませんでしたのでここが大きな差だと思います。

 

飛ぶクラブは、もはや珍しくなくなりつつあります。そうなってくると、いかに多くの人の飛距離を上げ、安定させるかが次のステージになってくると思います。

 

エピックフラッシュはそんな未来を予感させる素晴らしいクラブだと私は確信しています。

 

おススメ度

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