高反発のイメージのマジェスティ
金ぴかで一本10万超えの所謂お金持ちのクラブという印象が非常に強いマジェスティ。もともとはマルマンのブランド名でしたが、マジェスティゴルフに改名しました。
高反発のモデルやPXG並の値段のアイアンセットなど攻めた戦略で、シニアの会社経営者など富裕層に支持されてきたクラブです。
このコンクエストブラックは、そんなマジェスティのイメージを覆すようなデザインやコンセプトです。
可変式のスリーブを採用し、クラウンはカーボン、フェースセンターのスコアラインは消してありいかにも最近のドライバーといった感じに仕上がっています。
それでは早速試打データを分析していきます。
試打データ
バックスピンが全体的に多めで、JGRとかがライバルな感じ。
最大飛距離はキャリーで276.8yでした。
決して飛距離性能が高いとは言えません。
各種重量
ヘッド重量は191gでした。これもホンマと似たような数字。
ウェイトは6g。
マジェスティ・コンクエストブラックを買う理由
重量こそ300gほどでシニアではなく、アベレージヒッター向けの重さですが、試打データを見る限りは球を上げて飛ばすタイプのドライバーです。
故に、ハードヒッターが使えるようなものではないでしょう。
可変スリーブの効果はホンマと同等でしっかりと見た目で分かるくらいにはなっています。
マジェスティの他のドライバーの打感が分からないので、比較しにくいですがコンクエストブラックは、素材と構造から容易に想像できる無難な打感と音です。
ミズノのST200xの打感に似ていました。
とにかくオーソドックスでこれと言って優れている点はありませんので、わざわざ大金をはたいて買う価値は無いでしょう。
データチャート
見ての通りです。評価している点はほとんどありません。
総評
なぜこのドライバーを作ったのか、謎です。
どのメーカーもコンセプトが似てきているからこそ、独自路線を進んだ方が面白いと思うんですが。性能で勝負するのは難しいと思います。
おススメ度
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