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バハマカールビンソンCV8ドライバー試打評価|飛ぶと話題の地クラブは本当に飛ぶのか?

ドライバー試打
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地クラブの中でも飛ぶ

ちょっとクラブを知っている人に飛ぶドライバーは何かと聞くと結構な確率でバハマカールビンソンCV8の名前をあげます。実際、私がご一緒したシングルプレーヤーの人もシャフトは取っ替え引っ替えしていましたが、ヘッドはとても気に入っているようでずっとバハマ。

私も地クラブは数多く打ってきましたが、計測しても対して飛ばないことも多く、音がうるさいだけの雰囲気クラブが多いことも存じ上げております。

今回は地クラブの中でも随一の飛距離性能と噂されるバハマカールビンソンCV8ドライバーを実際に買ったのでそれを試打・評価していきます。

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バハマカールビンソンCV8のデザイン

バハマといえばこのライオンが描かれたソールですよね。割と平らなソールなので細工が少なそう。

一見シンプルに見えるものの、ソールの前方とヒールに可変のウェイトが埋め込まれています。

ただのネジに見えますが、数字が書いてあります。バハマは工房によってヘッド重量などを指定出来るのでこのネジで調整するんだと思います。

ヘッド重量は197gで、ロフトは一番立っている9°を選んでみました。前方から見てギリギリまでフェースになっています。最近のドライバーはトゥ側の先が長いので地クラブらしいデザイン。

前方から見ると面白い形状。バハマカールビンソンCV8ドライバーはハイバックともシャローバックとも言えない中間的な形になっていますね。

クラウンはカーボンではないフルチタン。形状はオーソドックスを極めています。ちなみに、体積は460ccですがそこまで投影面積自体は大きく見えません。

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試打データ

ヘッドスピード54.2m/s
ボールスピード77.3m/s
平均キャリー318y
平均トータル349y
平均サイドスピン283rpmフェード
平均バックスピン1622rpm
平均打ち出し角-1.5°
平均打ち上げ角14.3°
最大の高さ36y
落下角度35°
左右ブレ15y

試打データは素晴らしく、間違いなく飛びNo.1のドライバーです。これは平均値ですが、最高飛距離はキャリー317y、トータル358yとこの長さでの最高飛距離を更新しました。

バハマカールビンソンCV8ドライバーの試打データの特徴は3点あります。一つ目が初速。ヘッドスピードに対して初速は速い部類に入ると思います。

二つ目はバックスピン量の少なさです。平均で1662rpmなのでドロップに近いですが、サイドスピンが全てフェードというのも特異な試打データでしょう。

最後の特徴が最大の特徴。それは打ち上げ角度の低さです。平均で14.3°は一般的には低くないのですが、平均的に16°くらいで打ち上げる私にとっては異常に低いです。しかもボリュームゾーンは14°ちょうどくらいなのでとても低いです。

↓今回の試打スペック↓

試打データ詳細分析

バハマカールビンソンCV8ドライバーの試打データは素晴らしいですが、飛びの要因がテーラーやキャロウェイとは違います。基本的に、大手メーカーの飛距離性能が高いモデルは初速性能にフォーカスしているように思います。特に直近ではスイートエリアの広さも重視していますね。

一方でバハマカールビンソンCV8ドライバーは、角度が全てだと感じました。

地クラブは一般的に少量生産で反発係数が高いのを厳選していると思われていたりもしますが、これまで私が試打データを取った限りはそうでもありません。

バハマカールビンソンCV8ドライバーも初速性能が発端となって飛んでいるとは言い難いです。特にどこが独特かと言うと先にも述べた打ち上げ角です。これが初速の高さにもかなり影響していると思うんですよね。

これまでも捕まりが良くてインパクトでエネルギーロスが減るから初速が出るモデルはありました。しかしバハマカールビンソンCV8はそもそもインパクトで異常に立つんです。具体的には2〜3°ほど小さいインパクトロフトでした。だから、フェードなのにインパクトが強いドライバーに仕上がっているんです。シャローバックだったら多分もっと打ち上げ角度は出ていて、低スピンではあってもバハマの独自感は薄れていたでしょう。

バハマカールビンソンCV8の良さ

バハマカールビンソンCV8の良さは、インパクトの長さだと思います。

昨今の慣性モーメントが大きいヘッドはインパクトの長さを目指していたりもすると思うのですが、バハマカールビンソンCV8には到底及びません。

私が考えるに、この感触はインパクトロフトの立ち方にあると思います。つまりこのバハマの良さも全ては打ち上げ角度の低さが発端となっていると思うんですよね。

打感や打音

地クラブはフィーリングに優れたモデルが多いと言うのは知っているかもしれませんからこれはしっかりと表現しておきましょう。バハマカールビンソンCV8ドライバーは、何より高い金属音が特徴です。

分類で言えばゼクシオ系ですね。

打感は、やや柔らかいです。球離れが早いと言うことはないんですが、インパクトが長く感じるのでかなり心地よくて私は好きです。

他社製品と比較して

バハマカールビンソンCV8ドライバーのいちはXD-3Cの左くらいです。

打ち上げ角度は低いので弾道の高さでいえば最低のラインです。地クラブの中でもニュートラルな特性のモデルは案外少ないので貴重。普通に素性が良いです。

↓チャートの完全版はこちら↓

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セッティングのポイント

バハマカールビンソンCV8ドライバーは、試打データやクラブスペックを見る限り下記のような特徴があり、それを調整することがセッティングのポイントになります。

  • 超低スピン
  • ほぼニュートラル
  • 打ち上げ角度がかなり小さい
  • ややトゥヒットしやすい
  • ライ角が若干アップライト

低スピンなので、マトリックスチャートの半分よりは上のシャフトと組み合わせるのがおススメ。方向性はご自身が求めるものに応じて決めてみましょう。

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ライ角が少しアップライトになっているのですが、特別捕まることはないので心配はいらないのですが、このアップライトなネックだと多分長尺は合わないと思います。今回45インチで組んでちょうど良かったですから迷ったら短い方にした方が良いです。

バハマカールビンソンCV8のロフトについては、9°から0.5°刻みで12°まで選択可能。0.5°でスピン量が200rpm前後変わることを考えると、標準が10.5°と考えるべきです。打ち上げ角度が低いのでロフトは迷ったら大きい方を選びましょう。決して9°なんかは選んではいけません。

データチャート

バハマカールビンソンCV8ドライバーの飛距離性能はバグってます。素晴らしいの一言。ただ、クセはすごいのでセッティングはプロ中のプロでないと無理です。安定性は決して悪くはないのですが、定期的にドロップショットが出るのでそれだけは覚悟してください。スピン量は向き不向きあるので、低スピンにしたい人だけ使いましょう。

総合評価

間違いなく高評価ですね。バハマカールビンソンCV8自体はこれまで打ったことはあるのですが、試打データを計測したのは初。初速性能(ミート率)、スピンバランスなど独特で唯一無二だからこそ買う理由になるなと思いました。

そして何より、ジアッタスとの相性も良かったのが私としては嬉しいです。セッティングは決して簡単ではないのですがトライしてみて欲しいです。

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