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ブリヂストンB3DDドライバー試打評価|打感が気持ち良いファイズの後継

ドライバー試打
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ファイズの正当後継モデル

2022年に登場するブリヂストンの最新ドライバー、B3はストレートドライブのSDとドロードライブのDDに分岐進化しました。

重量帯としてはファイズの後継モデルですが、ドローバイアスのDDがその正当な後継モデルではないかと私は考えております。

この記事ではB3DDドライバーがどんな特徴を持ち、B3SDとどう違うのかを比較しながら分析していきたいと思います。

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B3DDドライバーのデザイン

全身カーボンだらけで、フェース裏のサスペンションコアはBシリーズ共通。こうして見ると可変スリーブと近い位置にあるのが分かります。

B3DDドライバーは、SDと同様にカーボンモノコック構造を取っています。

クラウンとソールがカーボンで一体成形されており、チタンフェースとの2ピース構造です。

トゥ側から見る限りはB3DDドライバーとB3SDに大きな違いはありません。どちらもシャローバック気味。

試打データ

ヘッドスピード52.5m/s
ボールスピード76.1m/s
平均キャリー267y
平均トータル282y
平均サイドスピン749rpmドロー
平均バックスピン3728rpm
平均打ち出し角-2.8°
平均打ち上げ角17.8°
最大の高さ61y
落下角度52°
左右ブレ-48y

B3DDドライバーはドローバイアスモデルなので強いドロー回転がかかります。ただ、意外にも打ち出し角度は普通で、極端な引っ掛けは出にくいと思います。ただ、勘弁して欲しいくらい飛んでいません。初速こそ出ていますが、軽量ドライバーとしてはダメでしょう。

白がB3SDで、赤がB3DDです。方向性の違いはもちろんありますが、それよりも高さが顕著に違います。B3DDドライバーは平均バックスピン量が3728rpmと非常に多く、打ち上げかくもSDより高い17.8°でした。

それでも、これだけ弾道が揃っているのは褒めて良いかなと思います。ドローは強いですが、決してじゃじゃ馬ではありません。

B3DDドライバーの特徴

B3DDドライバーはとにかく角度効率が悪いです。初速が出る条件は、そもそも速いこと、高反発であること、角度に無駄がないことの3点だと思います。

このうち、角度は意外と無視されがちですがB3DDくらいフェースが上を向く(約23°)と初速が落ちてしまいます。これは速度(はベクトル量)が飛球線方向と平行の成分と上に飛ぶ垂直成分に分かれる際に、垂直成分が多くなってしまい平行成分が減るからです。これが私がよく言っている角度効率なるモノです。

単純な三角関数で求められるので関数電卓を使って計算してみてください。

B3DDとB3SDの違い

私が感じた1番の違いは打感でした。基本構造やフェースは同じはずですが、B3DDドライバーの方が打感が良いです。

B3シリーズ自体はBシリーズの中では打感が良いですから、B3SDも悪くないんですが、B3DDの方が打点が良いからか打感も良いです。

他社製品と比較して

マトリックスチャートで言えばJGRの左上くらいです。

ここまで捕まってスピンが入るモデルを打たなければ飛ばないプレーヤーはそんなに多いのでしょうか。

データチャート

安定性は高いですが、キャリー270y程度で安定したところで、私からの高評価が得られるわけがありません。ターゲットに合っていないというならそれは自由ですが、ゼクシオという圧倒的ライバルがそれを突破してきているのでB3DDにだけ容赦してしまうと不公平です。

褒める点は打感の良さとちょっとした安定性だけ。

総合評価

ターゲット外のドライバーを酷評すると多方面から批判されるのですがそんなこと知りません。B3DDドライバーは打感が良いだけで革新的っぽい構造を使ったモデルです。何も革新的ではありません。

ゼクシオのようにヘッドスピードがどんなに速くても対応できるドライバーが同重量帯にあるのでB3DDに価値はありません。しかもセレクトストア限定で高いし、ゲットしにくい。

何をしたいんだブリヂストン。

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